事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
子ども第三の居場所の各拠点をオンラインで繋ぐ交流プログラム、すまいるスタジオ「クリスマス会」を12月17日に開催。クリスマス工作やレクリエーションなどの企画を用意し、北海道から沖縄までの21拠点約230人の子どもたちが参加し、各拠点の友達と一緒にイベントを楽しんだ。
今回のB&Gメンバーはふーちゃんとまいまいの二人が担当。元気よく手を振りお互いにあいさつをした。子どもたちはサンタ帽子を被ったりクリスマスツリーのかざりをカメラに見せたりと、今日を楽しみに待ちわびていた様子が伝わってきた。
拠点ごとに手を振ってあいさつ
紙コップをクリスマス風にデコレーション
工作ではマーカーペンや折り紙、シール、カラーモールを使って、紙コップのクリスマス風デコレーションに挑戦。子どもたちのオリジナリティ溢れる発想でデコレーションされた紙コップはクリスマス会をカラフルに彩った。
作品をカメラにアピール
クリスマスタワーを作ろう
デコレーションされた紙コップを使用して、どの拠点が一番高くタワーを積めるのかを競った。指定された数の紙コップで、どの積み方が一番高くなるのかを考える思考力、紙コップを倒さないための集中力、制限時間内に協力して積み上げるチームワークなど、様々なことが求められるゲームで、子どもたちは楽しみながら懸命に取り組んでいた。
クリスマスタワーの最高記録は12段!
言うこと一緒、やること逆ゲーム
以前より要望の多かった体を動かすレクリエーションとして「言うこと一緒、やること逆ゲーム」を実施。チームで手をつないで、指示役の発言に対して、口では同じことを言いながらも体は真逆のことをしなければいけない。
今回は、特別ゲストとしてサンタさんが指示役として参加。子どもたちはサンタの登場に大盛り上がりだった。
言葉に釣られないようにするのが難しい・・・!
サンタさんからクリスマスプレゼントのサプライズ!
一緒にレクリエーションを楽しんだ後は、クリスマスプレゼントのサプライズ。サンタさんが「プレゼントをみんなの拠点のどこかに隠したよ!見つけてみてね!」と言うと、子どもたちは一斉に走り出した。部屋に隠されたプレゼントの箱を開けると、中にはたくさんのお菓子が。子どもたちは、カメラに向かって「サンタさんありがとうございました!」と大喜びだった。
毎回恒例のフリートークタイムでは、サンタさんに質問をしたい子どもたちでいっぱいに。「何歳ですか?」「なんでサンタさんは夜にしか来ないの?」といった純粋な質問が飛び交った。
また、他拠点のみんなに向けて、いつも練習している鍵盤ハーモニカの演奏を披露するなど、拠点同士の自由な交流も行われた。
サンタさんと一緒に写真撮影
サンタさんへの質問タイムは大人気!
参加した子ども達の声
・とても楽しかった。プレゼントを探すとき興奮した。
・『言うこと一緒、やること逆ゲーム』が楽しかった、またやりたい
・紙コップの積み上げと宝探しが楽しかった
・サンタさんは本物? サンタさんと話が出来てとても嬉しかった
・お菓子がいっぱい詰まった箱にびっくりした。お菓子がもらえて嬉しかった!
・北海道の人とZOOMでつながったのには驚いた
・ふーちゃんとまいまいにまた会えてうれしかった
まとめ
今年度3回目の実施となったすまいるスタジオ。今回は毎年恒例となっているクリスマス会を開催した。子どもたちは特別ゲストのサンタさんに大興奮の様子で、クリスマス会を存分に楽しんでくれていたようだ。次回は2月に「すまいるスタジオ」の開催を予定している。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年 11月末時点で、全国240か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。