事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

第三の居場所の子どもたちを対象とした寄付金を活用した海洋性レクリエーション体験会
2024.09.17 UP

日本財団助成事業

子ども第三の居場所「中城拠点」に通う児童を対象に8月20日、名護市B&G海洋センターで海洋性レクリエーション体験会を実施。児童16人と拠点スタッフ4人が参加した。
  この体験会は、自然体験等の機会に恵まれない子どもたちの体験格差解消に向け、全国各地の海洋センター・クラブをはじめ企業や一般の方からB&G財団に寄せられた寄付金を活用して実施した。

水辺の安全を学ぶ

海洋センター到着後、着替えを済ませ、まず水辺の安全に関する知識を紙芝居で学習。その後、プールでライフジャケットの浮遊体験や落水時の対処法のペットボトルを使った浮き身などを体験。「ライフジャケットで浮くのは簡単、手も上げられる!」「ペットボトル一本でしっかり浮けた!」と歓声をあげる子どももいた。

  • 安全紙芝居

    安全紙芝居

  • ライフジャケット浮遊体験

    ライフジャケット浮遊体験

  • ペットボトルを使った浮き身

    ペットボトルを使った浮き身

お待ちかねのSUP体験

最初は、恐る恐るだった子どもたちも、徐々にSUPの扱いに慣れると、あっという間にかっこよく立って漕げるようになった。

  • 漕ぎ方のレクチャーを受ける

    漕ぎ方のレクチャーを受ける

  • 一人で漕げるようになったよ!

    一人で漕げるようになったよ!

  • 立ってバランスをとれるようになって笑顔!

    立ってバランスをとれるようになって笑顔!

  • みんなで一緒に!

    みんなで一緒に!

体験会を終えて

参加した子どもたちからは、「ペットボトルで浮けた!」「ライフジャケットで浮くのが楽しかった!」「SUPに立って、早く漕げるようになった!」などの感想が寄せられた。
 引率した拠点スタッフからは、「最初は参加も悩んでいた子がスタッフの手を借り、段々と水に慣れ笑顔に変わっていく様子や、サポートしてくれたスタッフに1番上手と褒められたと嬉しそうに報告に来た子、友達が先にSUPに立つことが出来るようになり負けじと練習を頑張る子など、普段とは違う子どもたちの表情が見られました」といった感想があった。

 普段体験することができない海洋性レクリエーション体験会に、大はしゃぎの子どもたち。仲間と協力し、新しいことにチャレンジする姿が見られ、一日中多くの笑顔がはじける体験会となりました。

 体験格差解消に向けた寄付をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

使用経費

費目 内容 金額
旅費交通費 高速代 3,870円
会議費 スタッフ弁当・参加者飲み物代 11,810円
保険料 国内旅行傷害保険・施設賠償責任保険 11,060円
26,740円

みんなの感想

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年8月末現在、全国235か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。

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