事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

日本財団支援金事業 「子ども第三の居場所」夏の冒険キッズ!~水辺の他拠点交流アドベンチャー~@岡山を開催
2024.09.04 UP

日本財団助成事業

8月19日(月)、岡山県美作市作東B&G海洋センター艇庫に、岡山県奈義町、鏡野町、新庄村、美作市の5拠点から50人の児童・スタッフが集まり、各種レクリエーションを楽しんだ。

テーマは「海賊」狙うはお宝ゲット!

子どもたちは『海の航海』と『陸の決闘』に挑戦しながら、隠されている5つのキーワードを見つけて秘密の宝箱を開け、お宝ゲットを目指す。

『海の航海』~カヌーとSUP~

安全な航海が出来るよう、ライフジャケットの使い方を学んでから乗艇。「まだ押しちゃダメ!」「うわ~!こわい~!」とドキドキしながら出発した。遠くのブイにキーワードを見つけると、一生懸命キーワードめがけてカヌーやSUPを漕いでいった。

  • ライフジャケットの説明 

    ライフジャケットの説明 

  • いざ乗艇!

    いざ乗艇!

手押し相撲で対戦する子どもたちも!勝ったと思いきや2人一緒に水に落ち、水面から笑顔を見せていた。

  • 勝った!と思いきや・・・  

    勝った!と思いきや・・・

  • 一緒にドボン!

    一緒にドボン!

『陸の決闘』~水鉄砲ゲーム~

水鉄砲を使った対戦形式のゲームに挑戦! 頭上につけたポイが濡れて破けたら脱落。攻撃を避けながら相手チームの陣地へ攻め込み、ラスボス(スタッフ)のポイを破いたチームが勝ちとなるルールで実施した。

子どもたちは、大小様々な水鉄砲の中から自分の好きな水鉄砲を選んでいざ対戦! 始めは盾の後ろに隠れながら様子見していた子どもたちも、勇気を出して「うおりゃ~~~!!!」という掛け声とともに、相手チームの陣地へ侵入。水しぶきに歓声をあげながら、全力で駆け抜けた。

宝箱の中身は・・・?

楽しいプログラムの最後には、海賊の宝箱が登場!
集めた5つのキーワードを大きな声で唱えると・・・
\「な」「つ」「や」「す」「み」/

宝箱が開いて、中にはたくさんのお菓子が!
力を合わせて、見事ミッションクリアすることができた。
帰る前にはみんなでスイカを食べ、最後まで夏を満喫し、素敵な夏休みの思い出を作った。

  • あまーいスイカを笑顔でパクリ!

    あまーいスイカを笑顔でパクリ!

  • 指導員全員でバスを見送り

    指導員全員でバスを見送り

始めは緊張していた子どもたちも、様々なプログラムを通じて他拠点の子どもたちと交流を深め、笑顔溢れるイベントとなった。普段は消極的な子どもも、カヌーやSUPに果敢に挑戦。「今回はいつもと違って積極的に参加しようとしている!」とスタッフも子どもたちの変化に驚いた様子だった。

子どもたちの寄せ書き

「子ども第三の居場所」の利用児童を対象とした「夏の冒険キッズ!~水辺の他拠点交流アドベンチャー~」を開催。8月7日(北海道)、8月19日(岡山県)、9月14日(茨城県)の3行程で実施する。 本事業は、海洋性レクリエーションを通じて近隣拠点の児童・スタッフの交流を図り、楽しい夏休みの思い出づくりに寄与することを目的とし、(公財)日本財団に集まった寄付金をもとに、(特)Learning for Allより支援を受けて実施している。

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年 8月末現在、全国235か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。

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