事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
北海道古平町にて、「子ども第三の居場所」事業の協定書調印式及び内覧会を行った。
1.式典について
実施日 | 2024年2月8日(木)16:00~ |
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場所 | 古平町子ども第三の居場所「こどもホーム」 北海道古平郡古平町大字浜町357番地 |
出席者 | 【古平町】 ・町長 成田 昭彦 氏 ・教育長 三浦 史洋 氏 ・教育次長 本間 克昭 氏 ・議会議長 堀 清 氏 ・町民課長 五十嵐 満美 氏 ・生涯スポーツ係長 平田 雅一 氏 ・生涯スポーツ係 髙橋 祐平 氏 ・社会福祉係長 髙野 智弥 氏 ・拠点マネージャー 笠原 美雪 氏 ・幼児センター所長 三浦 卓也 氏 ・古平町立古平小学校長 丸岡 哲也 氏 ・古平町立古平中学校長 秋元 大 氏 ・こどもたち 【B&G財団】 ・理事長 菅原 悟志 |
式次第 |
【決定書授与式】 一、開会のあいさつ 一、B&G財団 理事長 あいさつ 一、古平町長 あいさつ 一、協定書調印 一、写真撮影 一、「子ども第三の居場所」古平拠点概要説明及び利用者の子どもによる発表 (拠点マネージャー 笠原美雪及びこどもたち) 一、報道機関取材・質疑応答 一、施設見学 一、閉式 |
2.拠点について
開館時間 | 月曜日~金曜日 下校時~18時、土曜日 7時30分~18時 行事振替休日 7時30分~18時、長期休業中 7時30分~18時 |
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拠点住所 | 北海道古平町大字浜町357番地 |
定員 | 20名 |
対象者 | 地域の小学生等 |
活動内容 | 安心安全な居場所の提供、学習支援、生活支援、食事支援、児童や家庭の状況のアセスメント 等 |
開所時期 | 2024年2月1日 |
助成総額 |
【開設費】上限5,000万円 【運営費】上限3,040万円(ただし、3年2ヵ月合計での金額) |
県内情報 | 県内12カ所開設済み、古平拠点は全国200か所目 |
3.式典の様子
古平拠点「こどもホーム」は、地域の子ども達が集う、地域の子どもたちのもうひとつの家。信頼できるスタッフやお友達と日々の時間を共有する中で、子どもの生活リズムが整い、学びへの意欲も高まる。一人一人の子どもが、将来の自立につながる力を身につけることを目指す。
成田町長は「昨年度からの建設工事を終え、こんな立派な施設を開設することができた。古平町の人口統計調査によると、中学生以下の人口比率が6.9%であり、北海道179市町村の中でも急速に少子化が進んでいる自治体である。」とのこと。
続けて、「そのような現状ではあるが、やはり子供たちの安全安心を守れる環境整備は行政として必要不可欠。この拠点では、子どもたちが信頼できる仲間たちと、様々なことを共に学び、体験し、そして社会に出てからの生き抜く力をみんなが身につけてほしいと願っている。今後は、学校、そして家庭、地域と連携して、この居場所を地域子育ての場所として大いに活用させていただきたい。」と話された。
笠原拠点マネージャーは、「子どもたちの成長には、安全・安心な居場所で、学びや多様な体験活動を通し、自己肯定感や自己有用感を感じながら生活をしていく事が大切。こどもホームでは、生活や学習を身に付けることに加え、好奇心や人と人とのコミュニケーションを育む機会を大切にしている。」と拠点の運営や子どもたちとの関わり方について、深い想いを述べた。
また、「子ども達・保護者の方々・スタッフが共に考え、一緒に成長できる場にしたいと考えている。自ら考え、自ら伝え、そして、自ら行動をする『生きる力』を持った子どもたちに成長して欲しい」と拠点の展望と拠点に通う子ども達への期待を語った。
4.古平拠点「こどもホーム」
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。全国200か所(2024年2月1日現在)に設置され、全国への更なる開設を目指す。
B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。