事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

静岡県牧之原市 子ども第三の居場所 牧之原拠点がオープン
2025.04.08 UP

日本財団助成事業

静岡県牧之原市にて、「子ども第三の居場所」事業の拠点開所式・協定書調印式・送迎車両助成決定書授与・内覧会を行った。

1.式典について

実施日 2025年4月3日(木)15:00~
場所 「子ども第三の居場所」牧之原拠点
静岡県牧之原市静波1478-2 ※榛原児童館隣接
出席者 <牧之原市>
・市長  杉本 基久雄
・教育長  橋本 勝
・福祉こども部長  櫻井 康章
・民生委員児童委員協議会  会長 牧野 英惠
・民生委員児童委員協議会  副会長 横田 喜久男
・牧之原市校長会  会長 杉田 雅良

<牧之原市議会>
・議長  村田 博英
・副議長  原口 康之

<B&G財団>
・理事長  菅原 悟志
式次第 一、開会
一、主催者あいさつ(牧之原市長 杉本 基久雄)
一、来賓祝辞(B&G財団理事長 菅原 悟志)
      (牧之原市議会議長 村田 博英)
一、来賓紹介
一、テープカット(拠点の外で実施)
一、牧之原市担当者による拠点の設計コンセプト及び運営説明
一、車両助成決定書授与
一、協定書調印
一、写真撮影
一、報道機関取材・質疑応答
一、拠点内覧会

2.拠点について

開館時間 火・水・木:14:00(下校時)~18:00
月・金・土日祝日:休館日
拠点住所 静岡県牧之原市静波1478-2 ※榛原児童館隣接
定員 10名程度/日
対象者 牧之原市在住の小学生
活動内容 学習支援、生活習慣の形成、体験活動の実施、保護者支援 等
開所時期 2025年4月1日開所
助成総額 <開設費>上限50,000,000円
<運営費>上限28,800,000円(ただし、3年間合計での金額)
<送迎車両>上限3,706,382円
県内情報 牧之原拠点を含め、県内3カ所開設済み

3.式典の様子

杉本市長は、共働き家庭の増加による睡眠不足や食生活の乱れ、発達の特性に起因する生活上の困難、さらには経済的な事情など、さまざまな課題を抱える子どもたちを支援対象としていると話し、「生活習慣の形成や学習支援の充実に加え、遊びや体験を通じた成長の機会も提供していく」と決意を述べた。

牧之原拠点では、さまざまな課題を抱える子どもたちを対象に、生活習慣や学習習慣を身につける支援を行いながら、海洋センターと連携した体験活動の機会を提供し、人との関わりや社会性、そして将来の自立に必要な力を育んでいく。また、拠点の周辺には児童館や公園があり、他の子どもたちとの交流や、のびのびと身体を動かすことができる環境に恵まれている。さらに、拠点から離れた地域に住む子どもたちにも支援が行き届くよう、送迎用車両の配備も決定した。

  • 隣接する榛原児童館(左) 拠点外観(右)

    隣接する榛原児童館(左) 拠点外観(右)

  •  
											送迎車両助成決定書授与

    送迎車両助成決定書授与

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2025年3月末時点で、全国248か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。

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