水辺を学ぶ B&G 水辺の安全教室
「水辺の安全教室」とは
「B&G水辺の安全教室」は、ライフジャケット浮遊体験や背浮き、身の回りにある浮く物を利用した落水時の対処法などの実体験を通して、子供たちが水辺の活動において「自分の命は自分で守る(セルフレスキュー)」意識や知識、技能を身につけ、安全に楽しく水辺で活動してもらうための体験学習プログラムです。
背浮きの練習
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「絶対浮くね」「水の中でも寒くならないね」ライフジャケットの効果を実感
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紙芝居で海や川の危険などについても学びます
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着衣泳 服を着て水に落ちたらどうなるのかな
水辺で身を守る!安全教育の重要性
「警察庁のまとめによると、2019年に全国で発生した水難事故は1,298件で、死者・行方不明者は695人にのぼります。その内、水泳や、水遊び、魚とり、釣りをしている際に起こる事故が325人、全体の46パーセントを占めています。
水辺で安全に活動するためには、事前に正しい知識と技能を学ぶことが必要です。
2019 | |
---|---|
発生件数(件) | 1,298 |
水難者(人) | 1,538 |
死者・不明者(人) [中学生以下(人)] |
695 [ 30 ] |
※「令和元年における水難の概況」(警察庁生活安全局生活安全企画課)より
「水辺の安全教室」の実施スケジュール(例)
①事前学習:紙芝居の読み聞かせ 目安:15分
- 事前に、紙芝居で「水辺の安全教室プログラム」の基礎知識を学ぶことで、効率よくプールでの体験学習を行うことができます。
- 「水辺の安全紙芝居」は、紙芝居のほか、動画(15分16秒)もご用意しています。下記の動画サイトで視聴いただける他、ご希望に応じて、事務局からDVD(PC再生用)を提供することもできます。
②体験学習:「水辺の安全教室」プログラムの実施 目安:45分~
- 体験学習は、下記の通り段階的な実技メニューで構成されています。
- 2020年度から実施の新たな学習指導要領(小学5・6年生体育「水泳運動」)では、安全確保につながる運動として、「背浮きや浮き沈みをしながら続けて長く浮く」技能の習得が示されています。
「背浮き」を習得するには、段階を踏んでの練習が有効です。下記のステップを参考にしてください。
「水辺の安全教室」は、事前学習(紙芝居)と体験学習(3種類からなる実技メニュー)を組み合わせて実施することを推奨しますが、実施時間や器材などのご都合に合わせて、内容を選択していただいても結構です。
紙芝居動画の視聴や、背浮きの練習だけでも十分に効果はありますので、水の季節の前に実施ください。
全国での実施実績
年度 | 体験者数(人) |
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2020年度 | 109,612 |
2019年度 | 217,380 |
2018年度 | 176,460 |
「水辺の安全教室」の導入をお考えの方へ
B&G財団が「水辺の安全教室」導入を支援します!
1.児童生徒用学習教材の提供
「水辺の安全」について理解を深める学習教材です。
水辺の安全紙芝居 | 事前学習授業で使用する紙芝居(耐水紙・A3 22P) |
啓発DVD | 「水辺の安全紙芝居 読み上げ動画(約15分)」 |
クリアファイル | 「水辺のそなえ」を記したオリジナルクリアファイル ※2020年度配布分は終了しました |
2.教員用資料
実施内容や指導上のポイントを理解するための資料です。
来年度以降の実技指導を踏まえ、教員の皆さまでご覧いただけましたら幸いです。
教員用指導マニュアル | 実技時に使用する耐水素材の教員用マニュアル |
資料映像 | 指導上のポイントを説明する動画 |
3.出前教室(都内近郊)
都内近郊の小学校等へ、B&G財団のインストラクターが出前教室を行います。
45分または90分の授業時間にて、「背浮き」「ペットボトル浮き」「ライフジャケット着用方法の説明と浮き方、泳ぎ方の体験」を指導します。 ※ライフジャケットは当方が準備・持ち込みいたします。
また、あわせてプールでのカヌー体験会も提供可能です。(条件等詳細はご相談ください)
4.教員向け研修(都内近郊)
行政区や自治体において、複数校の先生を対象に、水辺の安全教室の指導ポイントをお伝えする「教員研修」を実施しています。(2018年度実績:10回・191人参加)
また、研修受講後に、授業でライフジャケットを使用による実技を実施する学校様には、一定期間、ライフジャケットの貸し出しを無償にて行います。詳細はお問い合わせください。
その他、お気軽にご相談ください
B&G財団事業部事業課「水辺の安全教室」担当
TEL:03-6402-5313
E-mail:jigyo@bgf.or.jp
「水辺の安全教室」プログラムダウンロードは下記のフォームからご請求ください
「水辺の安全教室」プログラムの利用は無料です。
ご連絡いただいたメールアドレス宛にダウンロード用のURLをお送りします。
※自動返信メールが届かない場合にはメールアドレスが誤っている可能性があります。万が一メールが届かない場合には大変お手数ですが、お問い合わせください。
「水辺の安全教室」参考動画
① 安全教室の指導と実践
② 水辺の知識
プログラムに関するご相談・お問い合わせ先
公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)
事業部 事業課 「B&G 水辺の安全教室」担当
TEL:03-6402-5313/FAX:03-6402-5315
E-mail:jigyo@bgf.or.jp