2023.12.21 UP 水辺を学ぶ 【海と日本プロジェクト】B&Gマリンパークたるみず海洋クラブ × 水辺の安全教室
B&Gマリンパークたるみず海洋クラブ(鹿児島県垂水市)
11月26日(日)B&Gマリンパークたるみず海洋クラブの合同練習会で、B&G水辺の安全教室を開催。同クラブの活動水面であるマリンパークたるみずは、道の駅「たるみずはまびら」に隣接されており、当日は、ジオパークイベントも開催され、シーグラス作り体験に道の駅の利用者が多数参加していた。
SUPの合同練習会では、マリンパークたるみずのSUP会員25名、熊本県水俣市のSUPクラブ会員9名が参加。国際カヌー連盟SUP世界選手権大会で4位に入賞した芝原叶妃選手(高校1年生)が参加者に世界レベルの漕ぎ方をレクチャーした。
水辺の安全教室では、海洋クラブ員のライフセービング指導者と共に教室を実施し、下記の点について重点的に説明した。
・海岸にある消波ブロックの近くでの潮の流れの特徴
・川で流された場合の浮き方
・スローバックの投げ方等
来場者には、小さな子連れ家族が多かったので、ライフジャケットの着方、子どもの視野の狭さについてなど、子どもたちの安全に役立つ内容を多く取り入れた。
教室での内容はこちらから
川の危険個所 詳しくはこちら
参加した保護者からは、「子どもの視野は大人が思っているより狭いことが理解できた。今後、子どもと自然体験する際には注意したい」といった声や、ライフジャケットを初めて着用した子供からは、「着てみたらとても暖かいので、早く海で浮いてみたい」などの感想が寄せられた。また、B&Gマリンパークたるみず海洋クラブのスタッフからは、「垂水市内の小学校等で、着衣泳などの実技指導を依頼されているが、天候不良で実技が出来ない場合には、水辺の安全紙芝居や、水辺の安全学習アプリで代用したい」と水辺の安全プログラムの活用方法を見出した。
B&G財団では、新規登録の海洋クラブへの支援として、水辺の安全教室のプログラム提供を行っている。
お問い合わせ
公益財団法人B&G財団
事業部 事業課 「B&G 水辺の安全教室」担当
TEL:03-6402-5313
E-mail:jigyo@bgf.or.jp