B&G財団について B&G財団とは

会長挨拶

 B&G財団は、主に海洋性レクリエーションを通じた青少年の健全育成と地域住民の健康づくりを目的とする「B&Gプラン」を推進するため、モーターボート競走法制定20周年の記念事業として、1973年3月に設立されました。以来、その活動の拠点となるB&G海洋センター(艇庫・プール・体育館)を地方自治体の要望に基づき、全国480カ所に建設し、地元自治体に無償譲渡してまいりました。また、海洋センターの運営と各種事業の普及・展開を担う人材育成事業として「B&G海洋性レクリエーション指導員」の養成にも取り組み、これまでに約19,000人の指導者を養成しております。

 財団創立30周年を迎えた2003年には、少子高齢化など時代の変化に対応するため、施設整備を行うハード事業から、施設を活用した健康づくりや自然体験などのソフト事業へ大きく方向転換いたしました。

 2012年に公益財団法人としてスタートするとともに、2014年には新たに「青少年健全育成推進5ヵ年計画」を策定し、海洋センターを従来のスポーツ振興の場だけでなく、子供から高齢者、障害者など"誰もが気軽に集える場"へと大胆にシフトし、地域の活性化を目指す取り組みを進めております。また、ひとり親家庭や児童養護施設をはじめ、機会に恵まれない子供たちに自然体験活動の場を提供する「体験格差解消事業」や、大学と連携した人材育成、指導者養成研修の大幅な見直しなど、新たな事業に積極的に着手しております。

 B&G財団は、これからも日本の未来を担う子どもたちのために、海洋センター所在の390自治体と連携し、時代の変化や社会のニーズに対応した各種の事業を役職員一丸となって推進してまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

B&G財団会長 前田 康吉

B&G財団会長 前田 康吉