事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
山梨県中央町にて、「子ども第三の居場所」事業の決定書授与式・調印式を行った。
1.式典について
実施日 | 2024年4月26日(金)15:00~ |
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場所 | 中央市役所本館 2階 防災対策室 |
出席者 | <中央市> 市長 望月 智 副市長 赤岡 重人 教育長 石田 秀博 未来戦略部長 橘田 修 子ども健康部長 田島 幸一 教育総務課長 功刀 亜紀子 未来戦略部 企画課長 今福 恵利 子ども健康部 子育て支援課長 遠藤 将 教育委員会 生涯教育課長 長田 正樹 拠点マネージャー 佐野 一彦 国際交流協会 会長 比志 保 <B&G財団> 理事長 菅原 悟志 |
式次第 | 【決定書授与式・協定書調印式】 一、開会 一、B&G財団 理事長 挨拶 一、中央市 市長 挨拶 一、決定書授与 一、協定書調印 一、写真撮影 一、「子ども第三の居場所」概要説明 一、質疑応答 |
2.拠点について
開館時間 | 火~金曜日 15時~18時30分 長期休暇期間(夏休みなど)15時~18時30分 |
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拠点住所 | 中央市立田富総合会館1階 〒409-3841 山梨県中央市布施2382 (2025年4月より新施設に移転予定) |
定員 | 20名程度 |
対象者 | 外国にルーツのある小学生~中学生 |
活動内容 | 中央市、山梨県内において最も外国籍の住民の割合が多く、市内の小中学校に約170名の外国にルーツのある児童・生徒が在籍している。外国にルーツのある児童・生徒を対象として放課後、日本語・日本の習慣等の早期習得を目的とした学習支援を行うことで学校及び日常生活に順応し困難な状況を解消することを目的に実施する。 |
開所時期 | 2024年3月1日開所 |
助成総額 |
<開設費>上限5,000万円 <運営費>上限2,960万円 |
県内情報 | 県内唯一の「子ども第三の居場所」拠点 |
3.拠点概要
山梨県初となる「子ども第三の居場所」が中央市にオープン。中央市は県内で最も外国籍の住民の割合が高く、外国人児童が日本語の理解が十分でなく文化や習慣の違いに慣れないことで、学習意欲の低下や不登校につながるケースが出ている。
中央拠点は外国にルーツのある子どもに特化した拠点として、日本語や日本文化の習得に向けた学習支援を中心に、学習意欲の向上、日常生活を送る上での困難の解消を目指す。通訳スタッフを配置し、円滑なコミュニケ―ションがとれる体制を整えている。
望月市長は「本市は県内で外国籍の方の割合が一番多い街。この居場所を学習支援や生活支援の場としてだけではなく、地域住民と交流を図るイベントの開催等を通じて、多文化共生社会の実現に向けた拠点としていきたい」と述べ、この拠点への期待を寄せた。
中央拠点は現在、中央市立田富総合会館内に設置されているが、2025年4月1日から現在工事中の新施設に移転する予定である。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年4月末現在、全国228か所に設置。B&G財団では、今後とも様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施している。
B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。