事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

第三の居場所の子どもたちへ
寄付金を活用した海洋性レクリエーション体験会を実施(岩手県一関市)

2025.08.12 UP

日本財団助成事業

7月31日(木)、子ども第三の居場所「一関拠点」に通う児童を対象に、海洋性レクリエーション体験会を登米市米山B&G海洋センターで実施。
  この体験会は、自然体験等の機会が少ない子どもたちの体験格差解消に向け、全国各地の海洋センター・クラブをはじめ企業や一般の方々からB&G財団に寄せられた寄付金を活用している。

実施日 2025年7月31日(木) 10:00~
場所 宮城県登米市米山B&G海洋センター
参加者 子ども第三の居場所 一関拠点を利用している子どもたち
参加人数 子ども7人、拠点スタッフ2人
実施内容 【海洋性レクリエーション体験会】
・水辺の安全教室
・カヌー体験
・モーターボート乗船体験

初めての体験会にドキドキ

今年度新たに配備された拠点専用車を活用し、子どもたちは宮城県登米市にある米山B&G海洋センターへ向けて出発。日頃の近隣での活動とは異なり、県をまたいだ移動に、子どもたちは期待と緊張が入り混じった様子を見せていた。

海洋性レクリエーション体験会を実施

全員で大きな声を出して準備体操を行い、ライフジャケットを着用した後、カヌー体験に向けたパドリングの基本動作を学んだ。
  子どもたちは、自身の身長を超える長さのパドルに戸惑いながらも、真剣な表情で練習に取り組む姿が見られた。

  • カヌーの乗り方を真剣に聞く

    カヌーの乗り方を真剣に聞く

  • パドリング練習

    パドリング練習

  • 上手に漕げるようになったよ!

    上手に漕げるようになったよ!

  • 風が気持ちいい!!モーターボート乗船体験

    風が気持ちいい!!モーターボート乗船体験

子どもたちの絵日記

使用経費

体験格差解消に向けた寄付をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

費目 内容 金額
・施設利用料 300円×9艇  2,700円
・燃料費 ガソリン代  1,722円
・会議費 参加者・スタッフ弁当、熱中症対策飲料代 13,600円
・保険料 国内旅行傷害保険・施設賠償責任保険  3,087円
21,109円

参加した子どもたちからは、「初めてで怖かったけれど、うまく乗れた」「優しく教えてもらえて、一人で漕げるようになった」「水が苦手だったけど、カヌーに乗れて自信がついた」といった感想が上がった。
  また、日頃、子どもたちと関わる拠点スタッフからは、「普段はおとなしい子どもが楽しそうに笑い、水が苦手だった子も思いきり体験を楽しんでいた。こうした非日常的な活動は、子どもたちにとって大変貴重な経験になった」との声が寄せられた。

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