事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

酒井法子氏が参加 宿泊型体験事業「ゆがっこキャンプ」を開催!
2024.11.22 UP

日本財団助成事業

子ども第三の居場所 湯河原拠点「駅前の居場所」の利用児童を対象とした宿泊型体験事「ゆがっこキャンプ」を、11月3日~11月4日の2日間、富士河口湖町で実施した。
  本キャンプは、家庭状況等により、様々な経験・体験が不足している第三の居場所の利用児童と保護者を対象に、日頃できない自然体験活動や文化体験等を提供することで、心身ともに健全な子どもを育て、親子の絆を深めることを目的としている。
  当財団の「子ども健全育成大使」に就任いただいている酒井法子氏も参加し、キャンプの運営をサポートするとともに、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごした。

キャンプには、子ども13人・保護者4人・スタッフ8人の計25人が参加した。

キャンプには、子ども13人・保護者4人・スタッフ8人の計25人が参加した。

「ゆがっこキャンプ」 スケジュール

 当日は天候に恵まれキャンプ日和となったが、道路渋滞により子どもたちは午前中の牧場体験はできず、直接キャンプ場へ向かった。 

時間 1日目 (11/3)
9:00 湯河原拠点 出発
10:30 まかいの牧場 到着
11:00 自由時間
11:30 乳搾り体験
13:30 昼食
15:00 西湖 湖畔キャンプ場 到着
15:30 ヨガ、灯篭作り
17:00 夕食準備
17:30 夕食開始(BBQ)
19:00 片付け
19:30 キャンプファイヤー
21:30 就寝
時間 2日目 (11/4)
8:00 起床、朝食
10:00 紅葉台ハイキング(落ち葉拾い)
12:30 昼食
15:00 第三の居場所 湯河原拠点着 しおり作り

※11/3「西湖 湖畔キャンプ場到着」から「キャンプファイヤー」まで、B&G財団の「子ども健全育成大使」を務める酒井法子氏が参加

酒井法子氏の挨拶

今回、酒井氏がプライベートで湯河原を訪れた際に「駅前の居場所」という看板を目にし、突如訪問したことがきっかけとなり、本事業にご参加いただいた。

酒井氏は初めの挨拶で、「偶然、拠点を見かけて顔を出したことをきっかけに、今日を迎えることができた。ご縁に感謝です」と笑顔を見せ、「レクリエーションやBBQなどみんなと一緒に楽しい時間を過ごしたい」と話した。

子ども考案コンテンツ その1「ヨガ体験」

キャンプにあたり、子どもたちが酒井氏と一緒にやりたいことを話し合い、その1つが「ヨガ体験」だった。
  酒井氏がヨガ講師となり、子どもたちと一緒に身体を動かした。酒井氏の指導するヨガのポーズに子どもたちは「なんでそんなに柔らかいの」と驚きを口にした。

子ども考案コンテンツ その2「灯篭作り」

 子どもたちが2つ目のレクリエーションに選んだものは、灯篭作り。竹に思い思いのデザインを描き、それをもとに電動ドリルを使って穴をあけていく。子どもたちが怪我無く灯篭を完成させられるよう、酒井氏もサポートを行った。

すきま時間には・・・

灯篭づくりを終えると、子どもたちは酒井氏とボール遊びや腕相撲、追いかけっこ等をして楽しんだ。小さな子どもからおんぶをねだられ、酒井氏が笑顔で対応すると、子どもは大喜びしていた。

みんなでBBQ

酒井氏は、火起こしから調理、配膳、洗い物まで、積極的にサポートをして参加者と交流を深めた。子どもたちはBBQの合間にも、ボール遊びなど活発に体を動かして楽しんでいた。
  また、今回のキャンプで子どもたちが撮ったおすすめの写真を酒井氏に見せるなど、数時間のうちにすっかり打ち解けた様子だった。

お別れの挨拶

酒井氏は別れの挨拶で、1日を振り返り、「また拠点に遊びに行くので、一緒に遊んでください。今日は本当に楽しかったです」と締めくくった。
  その後、子どもたちはお礼の挨拶として、「一緒に過ごせてとても楽しかったです。酒井さんから“心の豊かさ”を学びました」と、今日1日を振り返り感謝を述べた。
  子どもたちからの感謝の言葉を聞いた酒井氏が「みんな大好き!」と喜びを伝え、笑顔を浮かべる子どもたちの様子からも、今回のキャンプがかけがえのない経験になったことが伺えた。

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年 10月末時点で、全国238か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。

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