事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

福岡県篠栗町 子ども第三の居場所 フリースペースSHINがオープン
2024.06.03 UP

日本財団助成事業

福岡県篠栗町にて、「子ども第三の居場所」事業の協定書授与式・調印式を行った。

1.式典について

実施日 2024年5月27日(月)10:00~
場所 篠栗町役場 2F 大会議室
出席者 <篠栗町>
町長  三浦 正
副町長  大塚 哲雄
教育長  今長谷 寛
こども育成課長  藤 幸三
<運営団体>
NPO法人地域コミュニティセンターこころん 代表理事  原 貴代子   他
<B&G財団>
理事長  菅原 悟志
式次第 【決定書授与式・協定書調印式】
一、開会
一、B&G財団 理事長 挨拶
一、決定書授与
一、協定書調印
一、篠栗町 町長 挨拶
一、写真撮影
一、「子ども第三の居場所」概要説明
一、質疑応答

2.拠点について

開館時間 平日 11時~20時
祝 10時~16時
夏休み:9時~18時
冬休み:10時~16時
拠点住所 福岡県糟屋郡篠栗町大字尾仲844番地9
(2025年8月に新施設に移転予定)
定員 20名
対象者 小学生、中学生
活動内容 学習支援、生活支援、食事支援、地域活動を含めた体験活動、保護者支援 等
開所時期 2024年4月1日開所
助成総額 <開設費>上限5,000万円
<運営費>上限4,320万円(ただし、3年間合計での金額)
県内情報 県内2カ所開設済み(久留米市、水巻町)篠栗町は県内3拠点目

3.拠点概要

子ども第三の居場所 篠栗拠点は、「フリースペースSHIN」という名前で2024年4月に開所した。このSHINには、家庭や学校に加えて子どもたちが安「心」できる場所、という以外にも色々な「SHIN」の意味が込められており、今後は子どもたちそれぞれにあった「SHIN」を応援していく予定である。

さらに、篠栗拠点では、家でもない、学校でもない子どもたちの第三の居場所としての活動以外にも、毎回約100人が参加する地域のみんなで食事を囲む「おひさま食堂」や、高齢者の手芸教室など、様々な年代の方が集い、地域のみんなで地域を支える拠点となりはじめている。

三浦町長は、「どんな子どもたちでもちょっと寄ってみようかと、楽しそうだなと思ってもらえるような拠点運営をしていってもらいたい」と拠点スタッフ、関係者を激励した。

来年8月には、現在の拠点から徒歩5分のくすのき公園の一角に新たな施設が完成予定となっている。

  • 現在の篠栗拠点(新拠点へのお引越しは2025年8月の予定)

    現在の篠栗拠点(新拠点へのお引越しは2025年8月の予定)

  • 天気の良い日は、ガレージで「おひさま食堂」を実施

    天気の良い日は、ガレージで「おひさま食堂」を実施

  • 「おひさま食堂」では、赤ちゃんと一緒に食事がとれてうれしいという高齢者の声も。

    「おひさま食堂」では、赤ちゃんと一緒に食事がとれてうれしいという高齢者の声も。

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年5月現在、全国229か所に設置。B&G財団では、今後とも様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施している。

B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jpまでお問合せください。

2024年度「子ども第三の居場所」実施自治体を募集!

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