事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
2021年4月23日(金)「子ども第三の居場所 笠間拠点」(茨城県)では、拠点を利用する子どもたち9名が、こどもの日を前にこいのぼりを作成しました。
笠間拠点では、子どもたちの発想を大切にしながら、季節に合わせた掲示物や絵を作成したり工作したりする創作活動を展開しています。
拠点の創作活動担当スタッフが企画・作成したお手本をもとに、子どもたちは「こいのぼりづくり」に取り組みました。
みんなで作成したこいのぼりは、拠点の天井に飾りつけました。拠点の雰囲気がより明るくなりました。
来所した方やお迎えに来た保護者から「こいのぼりすごいね、きれいだね」「上手にできたね」と声をかけられ、子どもたちは得意げな様子でした。
地域のつながりを生かした体験活動
毎月行っている創作活動に加え、地域のつながりを生かした体験活動にも取り組んでおり、4月24日(土)は「たけのこほり」に行きました。
地域の方にたけのこの見つけ方や掘り方を教わりながら楽しく行いました。
収穫したたけのこは子どもたちが皮をむき、たけのこご飯にしたり、各家庭に持ち帰ったりました。たけのこを持ち帰って食卓を囲む際には「ほんとおいしいね」「収穫作業どうだった」などといった話で食卓に笑顔が広がります。
子どもたちが褒められる機会や、家庭での会話が増えることを通して、自己肯定感を高めることで笑顔を増やすことにつながります。
今後も日々の活動や定期的に行う体験活動などを通して、子どもたちの生き抜く力を育んでいきます。
「子ども第三の居場所」とは
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。全国39ヵ所の拠点のうち、海洋センター所在自治体では15ヵ所で運営されています。