事業内容を知る 子ども第三の居場所

兵庫県南あわじ市で「子ども第三の居場所」助成決定書授与式・協定書調印式実施
2023.08.09 UP

日本財団助成事業

B&G財団は8月1日、兵庫県南あわじ市において「子ども第三の居場所」の助成決定書授与式および協定書調印式を実施しました。

式典には、南あわじ市 守本憲弘市長、浅井伸行教育長、上原泉教育次長補、学ぶ楽しさ支援センター 大本晋也所長、認定NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路 木田薫代表、南あわじ拠点 合田尚美マネージャーなど関係者15名が出席。B&G財団理事長 菅原悟志から守本市長に施設整備費及び拠点運営費として、3年間で総額9,176万円を上限に助成する助成決定書の交付および運営に関する協定書が取り交わされました。

南あわじ拠点は、旧三原志知小学校を活用した、学ぶ楽しさ支援センター内にあり、「島のゆくりば」という名前で2023年6月から運営を開始しています。「ここなら安心できる」と思える心地よいゆっくり「場(時間)」となることを目指し、「島のゆくりば」と名付けられました。

守本市長は「コロナ渦の影響もあり、不登校傾向の児童数が増えている。学校にも馴染めず、アフタースクールにも行きにくいという子も多く、第三の居場所の必要性を感じていた。子どもたちにとって、ここなら安心という場所を提供していきたい。」と述べられました。

  • 決定書授与の様子 守本市長(右)、菅原理事長(左)

    決定書授与の様子 守本市長(右)、菅原理事長(左)

  • 調印式の様子 守本市長(右)、菅原理事長(左)

    調印式の様子 守本市長(右)、菅原理事長(左)

  • 守本市長(右)、菅原理事長(左)

    守本市長(右)、菅原理事長(左)

  • 第三の居場所専用の看板

    第三の居場所専用の看板

南あわじ拠点「島のゆくりば」は、主に市内の小学校・中学校に通う児童生徒を対象に、平日の10時~17時まで運営。子どもたちがやってみたいことや、学んでみたいことに挑戦するお手伝いを中心に、遊びや、学びを通して「自分らしさ」を発見し、さらに「自己肯定感」や「社会の中で生きていく力」を身につけていくための支援をします。来年度から、施設の整備改修を行い、より快適な環境を整えていきます。

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。現在、全国173か所に設置され、全国への更なる開設を目指します。

B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。

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