事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

新規オープンの活動状況(岡山県奈義町)

日本財団助成事業

2020年10月15日(木)、「子ども第三の居場所」の拠点として新たに整備された「第三の居場所 奈義拠点」助成決定書授与式ならびに協定書調印式が行われました。

 

調印にあたり、奈義町の奥正親町長は「子育て支援と自立支援の一助となるようこの施設を有効に活用していきたい」と話されました。またB&G財団理事長の菅原悟志は「奈義町とB&G財団が両輪となって未来を担う子供たちのために支援していきたい」と挨拶しました。

  • 奥町長ご挨拶

  • 協定書調印

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。2020年度4月から新たに4ヵ所が運営を開始。奈義拠点が5ヵ所目の開設となります。

  • 式典後の内覧会

  • 食育支援等に活用されるキッチン

同拠点では未就学児や小学生、不登校・引きこもりの中高生を受け入れ、生活習慣の形成や学習活動のサポート、食育等の支援とスポーツ・文化体験等の提供を行います。

特徴的な取り組みとして、①食育、②地域伝統芸能、③イベント企画運営の3つのプログラムがあります。

食育プログラムは、敷地内の家庭菜園で野菜を育て、収穫からおやつ・夕食作りまで、調理スタッフのアドバイスを受けながら子供たち自身で取り組みます。

地域伝統芸能は、江戸時代から奈義町に伝わる伝統芸能「横仙歌舞伎」を体験を通じて学ぶほか、伝統工芸、農林業に携わる人と交流を図り、地域の歴史を学びます。

イベント企画運営は、多世代交流や保護者ぐるみで参加できるイベントの企画運営に携わり、相手を思いやる心を養いコミュニケーション力を高めます。

今後、拠点に通う子供一人ひとりが生活リズムを整え、学習意欲を高めるとともに、将来の自立につながる力を身につけることを目標に活動に取り組んでいきます。

 

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