事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
5月9日、高島市役所で「子ども第三の居場所」助成決定書授与式を実施しました。
授与式には、高島市 福井正明市長、川島浩之教育長など関係者6名が出席。B&G財団常務理事
朝日田智昭から福井市長に施設整備費及び拠点運営費として、3年間で総額8,120万円を上限とする助成決定書を手渡しました。
福井市長は式典で、「全小学校のエアコンの整備や給食費の無償化などを進める中で、子ども家庭総合支援拠点を早急に整備しなければならないと考えていた矢先にこの話をいただき、部内で話を進め申請に至った」と話し、「年内に新旭総合福祉センターを改修し、2024年1月のオープンに向けて進めていく。子ども家庭総合支援拠点の整備も同時に進め、妊産婦からの子育て支援を行っていく」と話されました。
高島市の子ども第三の居場所は、様々な支援を必要としている小・中学生を対象に、平日の放課後からの数時間、家庭的な雰囲気の中で、児童が安心して過ごせる場所を提供し、学習支援や生活習慣支援等を行い、子どもの将来の自立につなげます。また、同施設内には、子育てに関する相談支援体制を集結した子ども家庭センターを設置し、連携して居場所づくりを展開していく予定です。
子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。現在、全国162か所に設置され、全国への更なる開設を目指します。