事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
子ども第三の居場所「大町拠点」では、2021年7月28日(水)、夏休みのイベントとして「夏祭り」を開催し、拠点を利用する子どもたち13名が参加しました。
今回の夏祭りは、毎年恒例となっている地元の夏祭りが中止となってしまい、その代替イベントとして実施。「コロナ禍で中止となってしまった夏祭りの楽しさを少しでも感じてほしい」「夏祭りの雰囲気や友達とのワクワクした楽しい時間を通して、地元には素晴らしい祭りがあるということを忘れないでほしい」というマネージャーの甘利氏をはじめスタッフの思いから企画されました。
夏祭りは、射的・型抜き・輪投げ・ヨーヨー釣り・スーパーボールすくい・ストラックアウト・くじ引きの7種の出店を準備。各種目50ポイントで1プレイとなっており、事前に配布された1000ポイントのポイント券を使って、思い思いに楽しみました。
昼食は「お祭り」ということで、たこ焼き・焼きそば・フランクフルト、デザートは綿あめといった屋台風の食事を用意。綿あめは作るのに時間がかかるので、スタッフで行い、じゃんけんをして勝った人から食べることができるというルールにしました。じゃんけんに勝って飛び跳ねて喜ぶ姿も見られました。
食事の際はコロナ対策として、食事マナーを記載したパーテーションを用意し、感染予防に努めました。
コロナ禍の影響で、楽しみにしていた夏祭りが中止となりましたが、事前準備から子どもたちが手伝い、自分たちでこしらえた出店で大いに遊ぶ、とても楽しい一日になりました。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。全国39ヵ所の拠点のうち、海洋センター所在自治体では15ヵ所で運営されています。