事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
茨城県筑西市にて、「子ども第三の居場所」事業の送迎車両お披露目会を行った。
1.式典について
実施日 | 2025年2月28日(金) 17:00~ |
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場所 | 子ども第三の居場所 筑西拠点「子どもの居場所コンテ」 茨城県筑西市西方1452番地1 |
出席者 | <筑西市> 市長 須藤 茂 副市長 菊池 雅裕 教育長 大森 達也 <B&G財団> 理事長 菅原 悟志 <一般社団法人茨城サドベリースクール> 理事長 田中 邦東 |
式次第 | 【お披露目会】 一、送迎車両お披露目、記念撮影 一、レプリカキーの贈呈 一、主催者あいさつ(筑西市長) 一、来賓祝辞(B&G財団理事長) 一、運営状況及び送迎車両の活用計画についての報告(運営団体理事長) 一、子どもたちからの御礼のことば 一、閉会 |
2.拠点について
開館時間 | 平日 放課後(14時30分)~19時 長期休業中 8時~18時 |
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拠点住所 | 筑西市西方1452番地1 |
定員 | 20名 |
対象者 | 市内の小学生、中学生 |
活動内容 | 安心安全な居場所の提供、学習支援、生活支援、食事支援、児童や家庭の状況のアセスメント 等 |
助成総額 | <送迎車両>3,188,680円 |
3.式典の様子
筑西市 須藤茂 市長は、車両の助成に対する感謝を述べ、「今後も子どもたちの成長を支えるため、生活や体験活動の充実のために活用していく」と意気込みを語った。
B&G財団 理事長 菅原悟志は、これまでの筑西拠点の積極的な活動が今回の車両助成に繋がったとし、「日常の送迎ももちろん、体験活動など、幅広い活用を頂きたい」と述べた。
運営団体の田中邦東 理事長は、地域の支援に感謝を述べるとともに、「増加している保護者からの相談に対応しながら、より有意義な拠点となるよう試行錯誤しながら運営を続けていく」と決意を示した。
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須藤市長
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菅原理事長
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田中理事長
筑西拠点は2024年4月の開設以来、市内全域の子どもを対象に支援を行ってきた。近隣の大田小学校以外の児童は徒歩での来所が難しく、送迎が必要な状況だったため、送迎車両(日産セレナ8人乗り)の配備を決定。より多くの子どもが拠点を利用しやすくなり、体験活動の充実や屋外活動の幅が広がることが期待できる。
式典では、拠点でのアンケート結果として「車で行きたい場所」が発表され、郊外学習やドライブといった回答が多かった。子どもたちには、様々な場所で経験を積み、生き抜く力を育んでほしい。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2025年2月末時点で、全国248か所に設置。
B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。