事業内容を知る 子ども第三の居場所
各地の「子ども第三の居場所」の利用児童を対象とした「B&G海洋体験ツアー in 沖縄」A行程を、7月26日~7月29日にて実施しました。
本事業は、沖縄を舞台にマリンスポーツ体験や沖縄文化体験など、様々なプログラムを子どもたちに提供し、楽しい夏休みの思い出づくりや子どもたちの健やかな成長と生き抜く力を育むことを目的としています。
A行程には、子ども健全育成大使に就任いただいている酒井法子さんがスペシャルゲストとして同行。子どもたちにとって、夏休みの特別な思い出となりました。
A行程には、青森県青森市、新潟県胎内市・新潟市、栃木県大田原市、埼玉県さいたま市・三芳町、茨城県笠間市、長野県大町市、の8拠点から子ども44人・スタッフ19人の計63人が参加しました。
B&G海洋体験ツアーin沖縄 スケジュール
初めて乗る飛行機に、初めて見るきれいな海。3泊4日の行程には、子どもたちが初めて経験することばかり。台風の影響によりお天気が心配されましたが、無事に全行程を終了することができました。
順位 | 午前 | 午後 |
---|---|---|
1日目 (7/26) |
移動 | ★オリエンテーション 夕べの集い |
2日目 (7/27) |
朝の集い ★琉球ガラスづくり ★名護パイナップルパーク見学 |
★美ら海水族館見学 夕べの集い |
3日目 (7/28) |
朝の集い ★マリンスポーツ体験 ・カヌー体験 ・箱メガネで磯観察 |
★マリンスポーツ体験 ・SUP体験 ・バナナボート体験 夕べの集い |
4日目 (7/29) |
朝の集い ★那覇国際通り散策 |
移動 |
体験活動の様子
「はじめて会うお友達」:1日目
羽田空港・新潟空港・青森空港から、那覇空港へと集合。2台のバスに別れて宿泊場所へ向かいました。
「大きなジンベエザメに大興奮!自分だけの琉球ガラスを製作」:2日目
午前中は「森のガラス館」で琉球ガラス作り体験に挑戦。子どもたちは一人一つ、作品を製作しました。また、名護パイナップルパークも見学し、専用のカートに乗ってパイナップル畑などを散策しました。午後からは美ら海水族館に移動。そして、スペシャルゲストで子ども健全育成大使の酒井法子さんも駆けつけ、一緒に水族館を見学しました。
「カヌーやSUPに乗って沖縄の海を満喫」:3日目
3日目はマリンスポーツ体験を行いました。SUP・カヌー・バナナボートに乗って、きれいな海を漕ぎました。箱メガネを使った磯観察では、事前に子どもたち自ら箱メガネを手作りし、海の中をのぞきながら、水中や磯の生き物を観察しました。アクティビティの途中には水鉄砲大会も開催。子どもたちだけでなく、大人も一緒に楽しみました。
「家族・お友達へのお土産探し」:4日目
最終日は地元に帰る前に、那覇国際通り商店街で、班に分かれて自由散策を行いました。子どもたちは事前に調べてきたお目当てのお店に立ち寄り、家族へのお土産を選んだり、アイスを食べたりしながら、思い思いの時間を楽しんで過ごしていました。
子どもたちと同じ目線で、そして、優しいまなざしで見守ってくれた酒井さん
約2日間の行程に同行いただいた酒井法子さん。
最初は緊張していた子どもたちですが、徐々に自然な表情でお話していました。一緒にカヌーに乗ったり、同じテーブルでごはんを食べたり、子どもたちとの体験の中で、同じ目線にたって、ずっとあたたかく接してくれました。
時にはこんな一コマも。
「チケットが入らない」と女の子
「どれどれ~?名札と一緒に入れるんだよ!」と酒井さん
「ちゃんと入ったよ!」
と女の子が嬉しそうに報告すると「いいね、出来たね!」とグッドポーズの酒井さん
酒井さんの優しいお人柄がにじみ出ている一瞬に、立ち会うことができました。
貴重な体験や経験ができた4日間
今回、お天気の心配もありましたが、関係者の皆さんのご協力のおかげで、A行程を無事に開催することができました。
今回の沖縄での体験が、子どもたちの夏の思い出として、かけがえのない経験として、そして、心に深く残る出来事であってくれたら嬉しく思います。
現在、2024年度「子ども第三の居場所」新規開設自治体を募集中です。子ども第三の居場所について、“詳しく知りたい”、“設置を検討したい”という方は、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。