事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

「子ども第三の居場所」オープニングセレモニーを開催(栃木県芳賀町)
2023.05.11 UP

日本財団助成事業

2023年4月25日、栃木県芳賀町「子ども第三の居場所」新拠点のオープニングセレモニーが開催されました。
 これまで芳賀町「子ども第三の居場所」は、畑や林に囲まれた古民家を借りて1年間活動してきましたが、この度 新しい拠点が完成しました。
 芳賀町 見目匡町長、古谷一良副町長、古壕秀一教育長、拠点を運営するNPO法人Hinata酒井和夫理事長、B&G財団理事長菅原悟志など関係者約25名が出席して、施設の完成を祝うと共に、1年間の子ども第三の居場所事業の成果報告、施設の内覧、建設業者への感謝状贈呈などが行われました。

テープカット

新しい拠点は、床面積1588.99㎡の木造平屋建築で、子どもたちがいつも見守られている安心感のある部屋の配置を心がけ、居心地の良い環境で学びや遊びができる多目的室や和室、季節を感じるテラスや庭、保護者や子どもの話をじっくり聞ける相談室を配置し、集団・個別の活動に対応できるように設計されました。

  • エントランス

  • キッチン

  • 広々した庭

見目町長は、「子ども第三の居場所の新拠点は、日ごろご支援、ご協力いただく皆様のご尽力の賜物です。子どもの支援は単一の制度ではなく、従来の枠組みを超えた横断的な支援が必要です。子ども第三の居場所が地域の子育てを支える拠点になるよう、引き続き町も支援します。」とご挨拶くださいました。
 続いて、NPO法人Hinata酒井理事長は、「無事、新拠点が完成し、皆様に感謝申しあげます。これからも地域の皆さんと協力し、居場所の運営に努めてまいりますので、変わらぬご協力をお願いします。」とご挨拶くださいました。
 これを受け、B&G財団理事長菅原は、「芳賀町の未来のある子どもたちのため、この拠点に通う子どもたちのために引き続き支援をお願いします。地域の方々も遊びに来られる、集えるような拠点にしてほしい。芳賀町とB&G財団で同じ方向を向き、子どものため、地域のために今後も協力していきましょう。」とご挨拶申しあげました。

  • 芳賀町 見目町長

    芳賀町 見目町長

  • NPO法人Hinata 酒井理事長

    NPO法人Hinata 酒井理事長

  • B&G財団 菅原理事長

    B&G財団 菅原理事長

芳賀町では、今後も学習支援や生活習慣改善など、一人ひとりの特性に合わせた支援を行い、“地域で子育て”していく拠点を目指して運営を行います。

集合写真

子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。

2024年度「子ども第三の居場所」実施自治体を募集!

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。現在、全国162か所に設置され、全国への更なる開設を目指します。

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