事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
「子ども第三の居場所」を利用している子どもたちを対象に、「すまいるスタジオ」を2月15日(火)に開催。11拠点から119人の子どもたちが参加しました。
できあがった万華鏡をのぞき込む参加者
2月のすまいるスタジオは、身近にあるものを使って「万華鏡作り」に挑戦しました。トイレットペーパーの芯やビーズ、反射板には鏡の代わりにガスレンジシートなどを使用して、万華鏡を手作りしました。
ビーズの種類や大きさ、反射する光の強弱で見え方が変わり、いろいろな模様ができるので、子どもたちは思い思いに工夫しながら取り組んでいました。
各自で工夫しながら作業を進めます
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完成した万華鏡
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万華鏡の内部画像
お披露目タイムでは、完成した万華鏡の覗き口をパソコンのカメラに近づけて、それぞれの作品を披露しました。
きれいな幾何学模様が映し出されました
子どもたちは、万華鏡を回転させると形や色が変わることがわかると、ビーズの量などを調整し、きれいな模様を作ることに夢中になって取り組んでいました。
万華鏡は、今の子どもたちにはあまり馴染のない玩具ですが、手作りすることで、その仕組みも分かり、興味も湧いたようです。「おもしろかった!」「きれいにできた!」「次はいつやるの?何を作るの?」と次の開催を楽しみにしているようでした。
カメラに向かって元気よくみんなで挨拶をして終わりました
今後も子どもたちの反応や拠点スタッフからの意見を生かして、楽しく、個性を引き出せるようなイベントを企画したいと考えています。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。開設準備中も含め、全国99ヵ所に設置されています。