事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
11月1日、南さつま市役所で「子ども第三の居場所」助成決定書授与式を実施しました。
授与式には、南さつま市 本坊輝雄 市長、南さつま市シルバー人材センター 久保園秀徳 理事長など関係者が出席。B&G財団常務理事
朝日田智昭から本坊市長に施設整備費及び拠点運営費として、3年間で総額9,440万円を上限とする助成決定書を手渡しました。
本坊市長は式典で、「南さつま市ではこれまで小中学生の給食費の無償化、高校生までの医療費の無償化などに取り組んできました。子ども第三の居場所を開設することで、子どもたちが楽しく安心して過ごし、保護者も安心して預けられる拠点ができる。シルバー人材センターの皆さんの温かいお気持ちによって支えられるこの事業が、来年から実施できることを心待ちにしています」と話されました。
南さつま市は、シルバー人材センターが事業を受託して運営を行う、子ども第三の居場所として初めてのケースとなります。
子どもたちはスタッフからこれまでの経験や知識、生活の知恵などを学ぶことができ、スタッフは子どもたちとの交流が良い刺激となって、精神的な活性化や活力につながる、相乗効果が期待できます。
南さつま市の子ども第三の居場所は「B★G BASE ただいま」の愛称で、来年3月にオープン予定です。南さつま市の子育て支援の拠点として、また高齢者と子どもたちの世代間交流の拠点として、様々な活動が展開されることを期待しています。
子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kikaku@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。2025年度までに全国500ヵ所の設置を目指します。