事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
9月14日(土)、茨城県行方市玉造B&G海洋センター艇庫で、「夏の冒険キッズ!~水辺の他拠点交流アドベンチャー~@関東」を開催。茨城県笠間市、筑西市、群馬県明和町、埼玉県嵐山町、吉見町、栃木県芳賀町の6拠点から59人の児童・スタッフが集まり、マリンスポーツや各種レクリエーションを通じて親交を深めた。
「海賊見習い」になり、航海練習!
子どもたちは、海賊見習いとして『海の航海』と『陸の決闘』と名付けられたアトラクションに挑戦。隠されている5つのキーワードを見つけて秘密の宝箱を開け、お宝ゲットを目指す。
『海の航海』では、安全な航海が出来るよう、ライフジャケットの使い方を学んでから乗艇。ビックサップの上でゆっくりと立ち、バランスをとりながらパドルで水面をキャッチ。他の拠点の子どもたちと声をかけ合い、一生懸命漕ぎながらキーワードの書かれているブイを目指した。
お宝をすくってキャッチ!
『陸の決闘』では、お宝に見立てたスーパーボールを使って、対戦形式のゲームに挑戦!
制限時間内で、色とりどりのスーパーボールの中から、出題された色のボールを箸でつかみ、たくさん集めたチームが勝ちとなるルールで実施した。
カラフルでキラキラしたスーパーボールに目を光らせながら、ボールを落とさないように慎重に受け皿へと運んだ。
宝箱の中身は・・・?
プログラムの最後には、海賊の宝箱が登場!
みんなが一生懸命集めたキーワードを大きな声で唱えた。
せーの! \「た」「か」「ら」「も」「の」/
宝箱が開くと、中にはたくさんのお菓子が!
力を合わせて、見事ミッションクリアすることができた。
子どもたちは、宝箱のお菓子のほかにも、新しいことに取り組むチャレンジ精神、友達との絆、今日の思い出という「たからもの」をお土産に、バスに乗り、笑顔いっぱいで帰路についた。
イベント総括
全3回実施した「夏の冒険キッズ!」は、単なるレクリエーションイベントにとどまらず、自然と向き合い、友達との交流を通じて、協力や挑戦の大切さを学ぶ、子どもたちの成長を支える場となった。子どもたちの笑顔が、それを物語っている。今後も、このような交流イベントを通じて、子どもたちに新たな挑戦の場を作り出していきたい。
「子ども第三の居場所」の利用児童を対象とした「夏の冒険キッズ!~水辺の他拠点交流アドベンチャー~」を8月7日(北海道)、8月19日(岡山県)、9月14日(茨城県)の3行程で実施した。
本事業は、海洋性レクリエーションを通じて近隣拠点の児童・スタッフの交流を図り、楽しい夏休みの思い出づくりに寄与することを目的とし、日本財団に集まった寄付金をもとに、認定特定非営利法人Learning for Allより支援を受けて実施している。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年 9月末現在、全国236か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。