事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
4月20日(水)、子ども第三の居場所「オープン前研修会」を嵐山拠点(埼玉県嵐山町)で開催。5月にオープンする芳賀拠点(栃木県芳賀町)の自治体担当者と拠点マネージャー3人が参加しました。
この研修会は新たな拠点のオープンに向けて、進捗状況や課題、既に開設している拠点の成功事例や失敗事例について情報共有し、開設後の運営に役立てることをねらいとしています。
嵐山拠点を担当する福祉課の前田課長は、開設前後の取り組みとして「やってよかったこと・やればよかったこと」、「3年間運営してきた中での課題」などについて説明。特に地域の方々にどう周知していくか、理解の深め方やPR方法について活発な意見交換が行われました。
前田課長は「大切なのは信頼関係を築くこと。日々のコミュニケーションを密にして、親身になって子どもや保護者の相談に乗ることが大切」と強調しました。
参加者の声
- 地域や学校を含め関係機関との連携・情報共有の大切さを実感した。日々の支援活動についても理解を深めることができたので、早速準備していきたい。
- 既に運営している拠点の皆さんから、課題や対応策などについて伺うことができ、意見交換も十分にできて有意義な研修だった。
5月のオープンに向けて準備が着々と進められています。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。開設準備中も含め、全国99ヵ所に設置されています。