事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
「子ども第三の居場所」を利用している子どもたちを対象に、今年度最初の「すまいるスタジオ」を5月29日に開催しました。すまいるスタジオは、子ども第三の居場所の拠点をオンラインで繋ぐ交流プログラムです。
今回は13拠点から約70人の子どもたちが参加。お絵描きリレー・ジェスチャーゲーム・海ごみに関するクイズで、他拠点の子どもたちと楽しい時間を過ごしました。
はじめに各拠点のチームメンバーを紹介。みんなノリノリで元気にあいさつを交わしました。
お絵描きリレー
最初のゲームは、5人ほどのチームで、制限時間内に、お題のイラストを完成させるお絵描きリレーです。1人10秒の制限時間で、次々とリレー形式で絵を描き足していきます。完成したイラストを披露したところ、チームや拠点ごとの個性が表れていました。
ジェスチャーゲーム
拠点をオンラインで繋ぐ「すまいるスタジオ」の特性を活かしたジェスチャーゲームです。一つの拠点の子どもたちが、お題をジェスチャーで表現し、他の拠点の子どもたちが回答しました。言葉を使わず、動きで伝えることに子どもたちの工夫が見られました。
海ごみゼロフェスティバルについて
5月27日から6月11日までの間に実施される、「海ごみゼロフェスティバル」にちなんで、海ごみに関するクイズを出題しました。海ごみゼロフェスティバルとは、海洋ごみ削減のための取り組みとして、この期間に清掃活動を実施するものです。海ごみに関するクイズに、子どもたちは真剣に取り組んでいました。
フリータイムで、「海ごみしりとり」も実施しました。「ペットボトル」「ルアー」「網」など、海にあるごみ、実際に拾ったことのあるごみをしりとりで教えてくれました。
今年度1回目の「すまいるスタジオ」でしたが、子どもたちは活発で、オンラインで繋がる他の拠点の子どもたちとの交流を楽しんでいました。今後も、拠点に集う子どもたちに普段とは違う体験が提供できるように、楽しいイベントを実施していきたいと思います!
子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。現在、全国162か所に設置され、全国への更なる開設を目指します。