事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

第三の居場所の子どもたちを対象とした
寄付金を活用した拠点合同海洋性レクリエーション体験会(南あわじ市南淡)

2024.12.16 UP

日本財団助成事業

子ども第三の居場所「明石拠点」「南あわじ拠点」に通う児童を対象とした、拠点合同海洋性レクリエーション体験会を9月13日に南あわじ市南淡B&G海洋センターで開催。児童22人、拠点スタッフ8人が参加した。
 この体験会は、自然体験等の機会が少ない子どもたちの体験格差解消に向け、全国各地の海洋センター・クラブをはじめ企業や一般の方からB&G財団に寄せられた寄付金を活用している。

勇気を出して様々なプログラムに挑戦!

大きな声で準備体操を行い、ライフジャケットを着用して、水慣れをしながらその効果を実感した後、SUPとカヌーに挑戦!
  他にも、バナナボートや箱メガネによる水中観察も体験し、様々な海洋性レクリエーションを存分に楽しんだ。

  • 桟橋からのジャンプに挑戦

    桟橋からのジャンプに挑戦

  • BIG SUP

    BIG SUP

  • ペアカヌー

    ペアカヌー

  • バナナボート

    バナナボート

体験会を終えて

参加した子どもたちからは、「バナナボートで、たくさん水しぶきがあがって楽しかった」「水中観察で大きな魚を発見した」「来年もまた参加したい」といった声が聞かれた。
  明石拠点は昨年に引き続き2回目の体験で、昨年の参加者から話を聞いて、子どもたちはこの日を楽しみにしていたという。昨年参加した子どもの中には、「あの時飛び込みが出来たのだから・・・」が口癖になるほど、一つの成功体験として大きな自信をもたらしているという話も聞かれた。
  夏の思い出として海洋性レクリエーションを楽しむだけでなく、この体験機会が子どもたちの日々の生活にも良い影響をもたらす結果となっていることは大変喜ばしいことである。

子どもたちの絵日記(一部)

体験格差解消に向けた寄付をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

使用経費

費目 内容 金額
施設利用料 基本使用料・舟艇代 13,500円
燃料費 救助艇燃料費 3,364円
委託費 バス借用代 71,500円
旅費交通費 高速代 53,400円
会議費 スタッフ・参加者用 弁当・飲み物代 30,868円
保険料 国内旅行傷害保険・施設賠償責任保険 9,090円
133,662円

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年 11月末時点で、全国240か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。

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