事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

2拠点合同!お正月もちつき体験を実施(北海道東神楽町)
2022.01.27 UP

日本財団助成事業

1月7日(金)、北海道東神楽町にある「中央」「東聖・ひじり野」の2拠点合同で、もちつき体験を実施。両拠点に通う子どもたち18人が参加し、お正月行事のもちつきを通して、拠点間の交流を深めました。

子どもたちは、蒸し上がったもち米を杵で体重をかけながら丁寧にこねてつぶした後、もちをみんなで順番に杵でつき、できあがったもちはそれぞれ、きなこ餅、あんこ餅、納豆餅、辛味餅、磯部餅など、自分の好きな味をつけました。

また、雑煮用の野菜を切ったり、すまし汁の準備をしたりと、調理体験を通じて、協力することの大切さや食のありがたさを学びました。

子どもたちからは、「杵が重くて餅をつくのが大変だった」「つきたての餅がこんなに熱いとは思わなかった」といった声が聞かれました。

  • もち米を杵でつぶします

    もち米を杵でつぶします

  • おいしいお雑煮ができました

    おいしいお雑煮ができました

調理後は自分たちで作ったもちを堪能。「みんなでついたおもちはとてもおいしかった」「もちを食べたら疲れが吹っ飛んだ」「来年もやりたい」など、笑顔で感想を話してくれました。

保護者からも好評で、「このような行事をお正月から開催してもらえてありがたい」「家ではできない体験をたくさん提供してくれているので感謝します」「体験を通して子どもがいろいろなことに興味を持つようになった」などの声が寄せられました。

おいしい料理に笑顔がこぼれます

おいしい料理に笑顔がこぼれます

東神楽町の両拠点では、今回紹介したイベント以外にも乗馬・ラフティング・工作など、「体験」を重視した様々なイベントを毎月開催しています。こうした多様な体験を通して、「子どもたちの思考力や判断力の育成、また自信にもつながっている」とスタッフも成果を実感。これからも子どもたちのために、「体験」を重視した支援を積極的に実施していきます。

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。開設準備中も含め、全国98ヵ所に設置されています。

 

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