事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

岩手県一関市 子ども第三の居場所「うぃすてりあ」がオープン
2025.03.28 UP

日本財団助成事業

岩手県一関市にて、「子ども第三の居場所」事業の協定書調印式・内覧会を行った。

1.式典について

実施日 2025年3月14日(金)16:00~16:30
場所 子ども第三の居場所 一関拠点「うぃすてりあ」
岩手県一関市山目字前田71番地1
出席者 <一関市>
・市長  佐藤 善仁
・副市長  石川 隆明
・教育長  時枝 直樹
・健康こども部長  松田 京士
・教育次長  千葉 せつ子
・健康こども部次長兼こども家庭課長  及川 久美子

<運営団体 ふじの園>
・理事長  橋本 欽哉
・常務理事  渡部 俊幸
・うぃすてりあ施設長  小野寺 雄馬
<B&G財団>
・理事長  菅原 悟志
式次第 【協定書調印式】
一、開会のあいさつ
一、挨拶 B&G財団 理事長 菅原 悟志
一、挨拶 一関市長  佐藤 善仁
一、協定書調印
一、写真撮影
一、「子ども第三の居場所」一関拠点概要説明
  (一関市 子ども家庭課 及川氏)
一、報道機関取材・質疑応答
【終了後】
施設内覧会

2.拠点について

開館時間 月~金曜  14:00~20:00 長期休業時 10:00~20:00
拠点住所 一関市山目字前田70-1
定員 20名
対象者 居場所を必要とする一関市一関地区在住の小学生
活動内容 安心安全な居場所の提供、学習支援、生活支援、食事支援、児童や家庭の状況のアセスメント 等
開所時期 2025年2月3日開所
助成総額 <開設費>上限5,000万円
<運営費>上限4,560万円(ただし、3年2か月合計での金額)
県内情報 一関拠点を含め、県内4カ所開設済み

3.式典の様子

佐藤市長は、一関市では核家族化が進み、地域全体で子どもを見守る習慣が薄れつつあると現状について触れ、「地域の方々と協力しながら、子どもたちや保護者が安心して過ごし、成長できる居場所にしてほしい」と述べた。また、「子ども支援については、さまざまな部門が連携しながら取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

子ども第三の居場所一関拠点「うぃすてりあ」は、市内で長年児童養護施設を運営してきた社会福祉法人ふじの園が運営を担う。これまでの経験を活かし、子どもだけでなく保護者も安心して相談できる居場所づくりを進めていく。

  • 開放感を持たせた天井

    開放感を持たせた天井

  •  
											個別で相談等が行える個室も設けている

    個別で相談等が行える個室も設けている

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2025年2月末時点で、全国248か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。

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