事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
鹿児島県長島町獅子島にて、「子ども第三の居場所」事業の協定書調印式及び内覧会を行った。
1.式典について
実施日 | 2024年2月27日(火)9:50~ |
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場所 | 子ども第三の居場所 長島町獅子島拠点「スマイルアイランド」 |
出席者 | 【長島町】 ・町長 川添 健 氏 ・副町長 長岡 勇二 氏 ・教育長 大浦 慶子 氏 ・議会議長 林 誠治 氏 ・社会福祉協議会会長 中納 武徳 氏 ほか 【B&G財団】 ・理事長 菅原 悟志 |
式次第 |
一、B&G財団理事長 あいさつ 一、長島町長 あいさつ 一、協定書調印 一、写真撮影 一、「子ども第三の居場所」概要説明・活動報告 一、質疑応答 |
2.拠点について
開館時間 | 月曜~金曜 下校後~18時 土曜・長期休暇 8時~18時 |
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拠点住所 | 鹿児島県出水郡長島町獅子島113番地3 |
定員 | 40名 |
対象者 | 獅子島地区在住の小学生 |
活動内容 | 生活習慣支援、学習支援、保護者支援、海洋センターと連携した海レク体験、自然環境を活用した体験活動 等 |
開所時期 | 2024年1月29日 |
助成総額 |
【開設費】上限5,000万円 【運営費】上限3,120万円(ただし、3年3ヵ月合計での金額) |
県内情報 | 県内10カ所開設済み、2か所開設準備中 |
3.式典の様子
長島町子ども第三の居場所「スマイルアイランド」は、子どもたちの“未来に向けて歩む力”を地域と一緒に育む場所である。生活・学習習慣を身につけていくことはもとより、他者とのコミュニケーションや好奇心を養う機会を大切している「スマイルアイランド」。ここに来る子どもたちに、信頼できる大人の存在を身近に感じながら、地域の方や子どもたち同士の交流を通じ、他者への思いやりや優しさ、お互いに協力し合って課題を乗り越えていく力を培っていく。
川添町長は式典で「この獅子島では、学校が終わった後、子どもを見守り施設がなかったことから、島在住の保護者から子どもが放課後に通える施設が欲しいという声が強かった。しかし、長島町というのは財政が弱い町であり、なかなか良い返事をすることができなかった。2年前の選挙の時、獅子島に子どもたちの居場所を作りたいと決心し、公約に掲げた。ちょうどその頃、普段から繋がりのあるB&G財団からこの子ども第三の居場所事業が提案され、この事業を実施することを決意した。
そしてようやく本日、獅子島での子ども第三の居場所、スマイルアイランドがオープンした。この施設を最大限に活用し、地域の皆さんと一緒に獅子島の子どもたちの成長を見守っていきたい」と話された。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。全国207か所(2024年2月末現在)に設置され、全国への更なる開設を目指す。
B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。