事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
北海道東川町で、「子ども第三の居場所」協定書調印式・内覧会を実施。
1.式典について
実施日 | 2023年10月11日(火) 9時15分~ |
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場所 | 東川町 共生プラザそらいろ拠点 |
出席者 | 【東川町】 ・町長 菊地 伸 氏 ・副町長 市川 直樹 氏 ・教育長 杉山 昌次 氏 他10名程度 【B&G財団】 ・理事長 菅原 悟志 |
式次第 |
一、東川町長あいさつ 一、B&G財団あいさつ 一、協定書調印 一、記念撮影 一、「子ども第三の居場所」概要説明 一、質疑応答 |
2.拠点について
開館時間 | 年末年始除く毎日 9時〜17時 |
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拠点住所 | 北海道東川町東町2丁目12 |
定員 | 20名 |
対象 | 小学生、中学生 |
活動内容 | 生活習慣、学習、食事支援、体験活動の実施、保護者支援 等 |
助成総額 | 【開設費】上限5,000万円 【運営費】上限2,880万円(ただし、3ヵ年合計での金額) |
県内情報 | 県内11カ所目(NF拠点含む) |
隈研吾氏が外観のデザインを監修
共生プラザそらいろ内に第三の居場所拠点が完成、内覧会を実施
北海道東川町2拠点目となる施設、東川町共生プラザそらいろ拠点がついに完成しオープンを迎えた。
1拠点目は東川小学校内に開設し、主に特別支援クラスの児童を中心に、誰もが集うことのできる拠点となっている。2拠点目となる共生プラザそらいろ拠点は、複合的な課題を抱える児童や家庭を対象にした拠点で、施設の外観デザイン監修は世界的な建築家の隈研吾氏が担当された。
拠点のオープンにあたり、運営に関する協定書の調印式を行った。
東川町 菊地町長からは、次のようなお話があった。
「東川町は30年にわたり人口が増加しており、全国的に注目される町になってきている。そのような東川町に移住して新たな生活を始められるご家庭も、時代の変化の中で多様化してきている。子ども第三の居場所は、多様化する子どもたち、保護者の課題解決のために有効に使っていただく居場所として運営していきたい。3年間の助成後しっかり自立運営していくため、東川町全体で色々チャレンジしながら運営していきたい。」
調印の様子
式典終了後に、内覧会を挟み、施設デザイン監修した隈研吾氏と、町民の健康づくりに関わっているR-bodyの鈴木岳氏の特別対談を実施。
共生プラザ拠点のデザインのポイントだけでなく、普段中々聞くことのできない私生活でのこだわりなどもお話しくださった。
共生プラザそらいろ拠点は、子どもたちだけではなく、保護者やその上の世代まで多世代が集うことが出来る拠点として、運営をしていく予定であり、様々な世代との交流から、子どもたちには生き抜く力を育んでいってもらいたい。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。現在、全国181か所に設置され、全国への更なる開設を目指す。
B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。