事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

2023年度「子ども第三の居場所」助成決定書授与式・協定書調印式を実施(長野県山形村)
2023.06.19 UP

日本財団助成事業

山形村役場で「子ども第三の居場所」助成決定書授与式および協定書調印式を6月12日に実施しました。
 授与式には、山形村 本庄利昭村長、赤羽孝之副村長、根橋範男教育長など関係者約10人が出席。B&G財団理事長 菅原悟志から本庄村長に施設整備費及び拠点運営費として、3年間で総額7,880万円を上限に助成する助成決定書を手渡しました。

  • B&G財団 菅原理事長(左)、山形村 本庄村長(右)

    B&G財団 菅原理事長(左)、山形村 本庄村長(右)

  • 調印式の様子

    調印式の様子

本庄村長は、「以前と比べて住民の価値感が多様化し、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化している。学校現場も同様、行政もいろいろな方のニーズに応えられるよう、問題意識を持って取り組んでいかなくてはなりません。B&G財団には今後も様々な面で支援協力をいただきながら、しっかり拠点の運営をしていく」と述べられました。
 理事長の菅原は「現在は少子化、共働き家庭など様々な事情により、子どもを取り巻く環境も昔と大きく変化し、また、不登校やいじめ、児童虐待など様々な問題も生じています。家でも学校でも塾でもない第三の居場所で、地域の子育て支援や課題解決につなげたい」と挨拶しました。

本庄村長挨拶

本庄村長挨拶

  • B&G財団 菅原理事長挨拶

    B&G財団 菅原理事長挨拶

  • 協定書調印式

    協定書調印式

山形村の「子ども第三の居場所」は長野県内で13ヵ所目の拠点となります。4月から町内農業者トレーニングセンターの空き部屋を利用して運営を開始。現在は村内の小学校3~5年生が放課後と学校休業日に利用し、学習や工作、調理、野外活動など多彩な活動を行っています。8月から並行して同センターの各諸室の改修を順次行い、より快適な環境を整えます。2024年春の竣工を予定しています。

子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。

2024年度「子ども第三の居場所」実施自治体を募集!

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。現在、全国162か所に設置され、全国への更なる開設を目指します。

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