事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
千葉県横芝光町にて、「子ども第三の居場所」の新施設リニューアル式典が2月23日に開催され、横芝光町 佐藤晴彦 町長、山田智志副町長、實川睦子教育長、鈴木和彦議会議長、NPO法人リンク吉井稔理事長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ、地元の小学校校長、関係者など約25人が出席した。
1.式典について
実施日 | 2024年2月23日(金・祝)10:00~ |
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場所 | 横芝光町子ども第三の居場所「まちなか広場えみふる」 千葉県横芝光町横芝2270番地3 |
出席者 | 【横芝光町】 ・町長 佐藤 晴彦 氏 ・副町長 山田 智志 氏 ・教育長 實川 睦子 氏 ・横芝光町議会 議長 鈴木 和彦 氏 ・横芝光町議会副議長 鈴木 輝男 氏 ・特定非営利活動法人リンク理事長 吉井 稔 氏 ・特定非営利活動法人リンク副理事長 古川 孝行 氏 ・特定非営利活動法人リンク理事 赤堀 久里子 氏 ・特定非営利活動法人リンク理事 遠藤 直也 氏 【B&G財団】 ・理事長 菅原 悟志 |
式次第 |
【新拠点オープニングセレモニー】 一、開会のあいさつ 一、横芝光町長 あいさつ 一、NPO法人リンク理事長 あいさつ 一、B&G財団理事長 祝辞 一、横芝光町議会議長 祝辞 一、来賓紹介 一、テープカット 一、写真撮影 一、「子ども第三の居場所」横芝光拠点概要説明 (健康こども課こども班 川口 喜之 氏、拠点マネージャー 赤堀 久里子 氏) 一、施設見学 |
2.拠点について
開館時間 | 月・水・金曜日 13~18時、第4日曜10~16時 長期休業中 月・水・金曜日9~18時 |
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拠点住所 | 千葉県横芝光町横芝2270番地3 |
定員 | 20名 |
対象者 | 町内の小学生、中学生 |
活動内容 | 安心安全な居場所の提供、学習支援、生活支援、食事支援、児童や家庭の状況のアセスメント 等 |
開所時期 | 2023年4月1日 ※新拠点での活動は2024年4月1日~ |
助成総額 |
【開設費】上限5,000万円 【運営費】上限2,880万円(ただし、3ヵ年合計での金額) |
県内情報 | 県内7カ所開設済み、横芝光拠点は県内4カ所目(2023年4月1日時点) |
3.式典の様子
横芝光拠点「まちなか広場えみふる」は、「地域の子ども達、町のみんなが気軽に利用が出来る場所」をコンセプトに、子どもやその家族を地域で支えていく場所として、全ての子どもたちが安心・安全な環境の中で、生活リズムや学習習慣の獲得、様々な遊びや経験から「生き抜く力」を身に着けることを目指す。
佐藤町長は「近年、家庭環境が複雑化する中、様々な状況により困難に直面している子どもたちが学校や家庭以外の場所で安全に安心して過ごせる環境を整え、地域全体で子どもたちが孤立しないようにサポートできる拠点づくりを2023年度から実施してきた。」と冒頭に述べた。
また、「今回、新施設が完成し、新しい環境で子どもたちが安心して過ごせる居場所となるよう、生活習慣の形成や学習習慣の定着に向けた支援に取り組み、子どもたちの成長を支えていく。施設を起点に、さらなるサポート体制の充実を図り、親子交流・地域交流を目的としたイベントを通して人とのつながりを深めたい。」と話された。
横芝光町子ども子育て支援事業計画の基本理念は、『すこやかに育て、親子を育むまち・横芝光』である。町長は「町民、行政、関係機関が一体となって実施していく。」と締めくくった。
新拠点では、バリアフリーに配慮したオープンスペースやパーティションで部屋のレイアウトを自由に変えられるなど、空間設計に工夫を凝らし環境を整えたとのこと。既存施設では調理体験が出来なかったが、子どもと地域の方々が一緒できる調理体験を考えているとのことだった。
赤堀拠点マネージャーは、「既存施設で学習支援やカヌー体験等の活動を通して、子どもたちを支援してきたが、子どもたちの支援の他にも、高齢者が集う『えみふるサロン』などを実施し、地域みんなで子どもたち、子育て家庭を支えていきたい」と新拠点での活動の発展を語った。
4.横芝光拠点「まちなか広場えみふる」
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。全国207か所(2024年2月末現在)に設置され、全国への更なる開設を目指す。
B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。