事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

第三の居場所の子どもたちへ
寄付金を活用した海洋性レクリエーション体験会を実施(兵庫県明石市)

2025.09.19 UP

日本財団助成事業

子ども第三の居場所「明石拠点」「明石西部拠点」に通う児童を対象とした、海洋性レクリエーション体験会を9月12日に南あわじ市南淡B&G海洋センターで開催。児童・生徒19人、拠点スタッフ8人が参加した。
  この体験会は、自然体験等の機会が少ない子どもたちの体験格差解消に向け、全国各地の海洋センター・クラブをはじめ企業や一般の方からB&G財団に寄せられた寄付金を活用している。


実施日 2025年9月12日(金) 11:30~
場所 兵庫県南あわじ市南淡B&G海洋センター
参加者 兵庫県明石拠点、明石西部拠点を利用している子どもたち
参加人数 明石拠点   子ども6人、拠点スタッフ3人
明石西部拠点 子ども13人、拠点スタッフ5人
実施内容 【海洋性レクリエーション体験会】
・水辺の安全教室
・カヌー
・バナナボート
・BIG SUP

南淡海洋センターへ、期待を胸に出発

子どもたちはバスに乗り込み、昨年9月ぶりに南あわじ市南淡B&G海洋センターへ出発。今年1月に開所した明石西部拠点にとっては、これが初めての海洋性レクリエーション(以下、海レク)体験になる。

  明石市の2拠点がそろって参加する初の合同イベントとあって、出発のときはおとなしかった子どもたちも、到着する頃には笑い声を弾ませていた。

  • 海洋センターへ出発

    海洋センターへ出発

  • 準備体操

    準備体操

カヌー・SUP・バナナボートで海を満喫

まずは体験会に欠かせない「水辺の安全教室」。初めての子も、経験のある子も、ライフジャケットの重要性を学び、浮遊体験を行った。海を一日安全に楽しむためのポイントをしっかり身につけた。

  そしていよいよ、楽しみにしていた海レク体験。4班に分かれて、カヌー、バナナボート、BIG SUP、生物観察を体験した。 カヌーやBIG SUPで友達のチームと競い合ったり、バナナボートの迫力に圧倒されたり、かわいいお魚に癒されたりと、普段なかなか体験できない海の楽しさがぎゅっと詰まった一日となった。

  • ライフジャケットつけてダイブ!

    ライフジャケットつけてダイブ!

  • カヌー体験

    カヌー体験

  • BIGSUP体験

    BIGSUP体験

  • バナナボートで出発!

    バナナボートで出発!

子どもたちの絵日記

体験経費

体験格差解消に向けた寄付をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

内容 金額
・バス代 116,500円
・体験料 27人×450円 12,150円
・昼食代(明石拠点) 8,240円
・昼食代(明石西部拠点) 14,400円
・昼食代(海洋センタースタッフ)5人 4,000円
・熱中症対策飲料代(参加者・スタッフ) 14,400円
・救助艇燃料費 3,506円
・国内旅行傷害保険・施設賠償責任保険 343円×27人  9,261円
182,457円

参加した子どもたちからは、「BIG SUPで対決したのが楽しかった!」「また来年も行きたい」という声が聞かれた。

  普段子どもたちと接している拠点スタッフからは、「この夏は特に暑く、野外での活動はできなかったため、B&Gのインストラクターの皆さんの元、安全に楽しく海での体験をすることができました」「野外での活動は子ども個々が初めてのことに冒険心を持って取り組み、やり遂げる姿もあり感動しました」「複数人でアクティビティに挑戦することでチームワークも育まれたように思います」などの感想が寄せられた。

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