事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

第三の居場所の子どもたちへ
寄付金を活用した海洋性レクリエーション体験会を実施(大分県杵築市)

2025.10.06 UP

日本財団助成事業

子ども第三の居場所「杵築拠点」に通う児童を対象とした、海洋性レクリエーション体験会を9月27日に中津市耶馬渓B&G海洋センターで開催。児童・生徒10人、拠点スタッフ8人が参加した。
  この体験会は、自然体験等の機会が少ない子どもたちの体験格差解消に向け、全国各地の海洋センター・クラブをはじめ企業や一般の方からB&G財団に寄せられた寄付金を活用している。

実施日 2025年9月27日(土) 11:30~
場所 大分県中津市耶馬渓B&G海洋センター
参加者 大分県杵築拠点を利用している子どもたち
参加人数 子ども10人、拠点スタッフ8人
実施内容 【海洋性レクリエーション体験会】
・水辺の安全教室
・カヌー
・SUP
・バナナボート

夏の終わりに笑顔はじける海レク体験!

2024年9月以来となる、中津市耶馬渓B&G海洋センターでの海レク体験会。昨年参加した子どもたちも、今回初めて参加する子どもたちも、バスに乗ってみんなでの外出に胸を弾ませていた。
  まずは1年ぶりの再会となる挨拶と、海レク体験会で欠かすことのできない「水辺の安全教室」を実施。ライフジャケットの着用をはじめとした基本的な安全について学び、一日を安全に楽しむための心得を身につけた。
  そしていよいよ、子どもたちが楽しみにしていた海洋レクリエーション体験会。最初はバナナボートに挑戦した。水しぶきを上げながら水面を駆け抜けるスリルに、歓声があがった。
  続いてカヌーとSUP体験を実施。初めて挑戦する子も、昨年度に経験のある子も、水上でのぐらつきにもあっという間に慣れ、力強く水をかき進めていった。
  最後はライフジャケットを身に着けて耶馬渓ダムに入水。水に飛び込む瞬間の笑顔や、ダムに響き渡る楽しげな声は、夏の猛暑を吹き飛ばす涼やかなひとときとなった。

  • ごあいさつ

    ごあいさつ

  • バナナボート体験

    バナナボート体験

  • カヌー・SUP体験

    カヌー・SUP体験

子どもたちの絵日記

体験経費

体験格差解消に向けた寄付をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

内容 金額
・バス代 73,710円
・体験料 25,000円
・食堂 冷房使用料    300円
・昼食代(杵築拠点・海洋センター) 17,600円
・熱中症対策飲料代  1,749円
・国内旅行傷害保険・施設賠償責任保険 343円×18人  6,174円
124,533円

参加した子どもたちからは、「バナナボートが一番楽しかった」「最初は水に入るのが怖かったけれど、最後には入れるようになった」といった声が聞かれた。
  また、拠点スタッフからは、子どもたちはこの日を心待ちにしており、日頃なかなか見られない笑顔をたくさん見ることができた。昨年は水に入れなかった子が、今年は「みんなと泳ぎたい」と挑戦する姿もあり、継続したこれまでの体験が確実に子どもたちの成長につながっていると実感したとの感想をいただいた。

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