子ども第三の居場所事業 子どもゆめ基金
岡山県鏡野町の「子ども第三の居場所」鏡野拠点(子どもの居場所にじいろ)にて8月6日(水)、アントレ教育プログラムを開催した。
本事業は、子どもたちが地元産業や生産者の抱える課題の解決に向けたアイデア創出に取り組むことを通じて、「自ら考え、工夫する力」を育み、将来や仕事について考えるきっかけを提供することを目的に、「子どもゆめ基金」の助成事業として実施した。
実施日 | 2025年8月6日(水) 10:30~16:30 |
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場所 | 岡山県鏡野町「子ども第三の居場所」鏡野拠点 子どもの居場所にじいろ |
参加者 | 子どもの居場所にじいろを利用する小学生~中学生 |
参加人数 | 15人 |
実施内容 | ・地元の企業・生産者による郷土教育 (ふじわらファーム 藤原氏) ・創出体験ワークショップ (鏡野町の魅力を伝えるオリジナルお弁当を作ろう) |
地元で活躍している方のお話を聞こう①
(ふじわらファーム 藤原氏)
岡山県鏡野町の「子ども第三の居場所」鏡野拠点(子どもの居場所にじいろ)にて8月6日(水)、アントレ教育プログラムを開催した。
本事業は、子どもたちが地元産業や生産者の抱える課題の解決に向けたアイデア創出に取り組むことを通じて、「自ら考え、工夫する力」を育み、将来や仕事について考えるきっかけを提供することを目的に、「子どもゆめ基金」の助成事業として実施した。
地元で活躍している方のお話を聞こう
②
(鏡野町 産業観光課)
午後は、鏡野町産業観光課の片田氏から、子どもたちに向けて鏡野町の農業や観光資源についての講話を行った。
鏡野町では「鏡野町健康づくり条例」を制定し、カヌーやSUP、E-BIKE、スノーモビルなどの体験アクティビティが充実している。さらに、奥津渓や岩井滝といった豊かな自然景観を楽しめる観光スポットも広く知られている。
また、寒暖差の大きい気候はぶどう栽培に適しており、近年は収穫量も増加。町としても特産品のひとつとして積極的にPRしている。
子どもたちはメモを取りながら真剣な表情で鏡野町の観光・名産品について学んだ。
ワークショップ
「鏡野町の魅力を伝えるオリジナルお弁当を作ろう」
午後からは、ワークショップ「鏡野町の魅力を伝えるオリジナルお弁当をつくろう」を実施。
子どもたちは鏡野町産業観光課の職員やふじわらファーム藤原氏と意見を交わしながら、自由な発想力で、奥津渓の紅葉の天ぷらや、ふじわらファームの農園をイメージした炊き込みご飯など個性豊かなお弁当を考案した。
発表の練習をしよう
ワークショップ内では、お弁当屋ごとに、お弁当のテーマや食材、アピールポイントなどを発表した。
自分のアイデアを伝えようと勇気を出して発表に挑戦し、みんなの前でしっかりと自分のアイデアを発表することができた。
お弁当のアイデアを発表
事業終了後、子どもたちからは「野菜を収穫したり、みんなで話し合ったのが楽しかった」「お弁当のおかずを考えるのを頑張った」といった感想が寄せられた。
本プログラムは、鏡野町のほか、岡山県の美咲町・新庄村も実施し、3拠点それぞれのワークショップで生まれた成果は、9月に開催予定の交流発表会にて子どもたちが発表する予定である。