事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
子ども第三の居場所「雲南拠点」では、礼に始まり礼に終わる武道「剣道教室」を開催しました。きっかけは、チャンバラごっこをして遊ぶ子どもたちから、「剣道をしたい!」という声が上がったこと。
地元の剣道経験者を通じて、武道具店から竹刀セットを20人分寄贈いただいたり、講師を紹介いただいたりと地域の皆さんに支えられて開催することができました。
笑顔いっぱいで、初めての「剣道」を楽しむ子どもたち。真剣な表情も。
初めての体験というだけではなく、礼儀作法を重んじる剣道を通して、規律やマナーの習得、強さやたくましさの育成など、学びの多い教室となりました。大きな声で、はじめの挨拶・お礼・感想を伝えることができ、成長が見られました。
雲南拠点では、年間を通して、”旬” を楽しむイベントや体験活動を実施。食育を兼ねた非日常の体験活動や陶芸教室など、非認知能力(自己肯定感、人や社会と関わる力)を育む活動を実施しています。
拠点が企画するイベントは、子どもたちはもちろん、保護者からも大変好評で、体験活動の実施頻度を上げました。家庭ではなかなか体験できない活動を数多く実施していることも雲南拠点の魅力の一つです。
これからも子どもたちの「やりたい!」という声に耳を傾け、地域の方々と連携を深めながら、子どもたちの成長を応援していきます。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。開設準備中も含め、全国99ヵ所に設置されています。