事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
子ども第三の居場所の各拠点をオンラインで繋ぐ交流プログラム「すまいるスタジオ」を9月4日に開催。今回はトヨタ自動車九州宮田工場の協力を得て、リモート自動車工場見学を行った。23拠点から約200人の子どもたちが参加し、キャリア教育の一環として、自動車ができあがるまでの工程を社員の方に質問しながら見学した。
今回のB&Gメンバーはふーちゃんとまいまいの二人が担当。子どもたちが元気に手を振ってお互いにあいさつをしてからスタートした。
元気に手を振って挨拶してくれた子どもたち
子どもたちはゲストの登場にわくわくした様子
リモート自動車工場見学
トヨタ自動車九州宮田工場の社員の方に、自動車がつくられる工程を映像やクイズを通して、説明いただき、たくさんの部品と時間をかけて多くの人の創意工夫でつくられていることを学んだ。
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映像やクイズで学習
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クイズの正解は・・・!?
質問タイム
続いて、社員の方へ質問の時間。トヨタ自動車九州宮田工場で45年間働くベテラン社員さんに「今までに作った自動車の数は?」「なぜ工場ができたの?」「一番値段の高い車は?」といった質問を丁寧に答えていただいた。
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勤続45年目のベテラン社員さんに質問!
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トヨタで一番高価な車「センチュリー」は2000万円以上!
子どもたち同士の交流も
リモート自動車工場見学の後はフリートークタイム。みんなの拠点で流行っていることを話してもらった。鬼ごっこやかくれんぼ、手押し相撲は「こっちでも流行っているよ!」と、大盛り上がり。古平拠点と南丹拠点ではLaQというブロックが流行っており、子どもたちが作った作品を見せてくれた。
子どもたちがLaQで作った作品
まとめ
今年度2回目の実施となった「すまいるスタジオ」。今回は、以前から要望の多かった学習系プログラムを盛り込み、自動車がどのようにして出来上がっていくのか、どんな人が自動車を作っているのかを子どもたちに学んでもらった。職業学習のみならず、今後も定期的に学習系プログラムを実施し、子どもたちに楽しく学んでもらいたい。
次回は12月に「すまいるスタジオ」クリスマス会の開催を予定している。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年 8月末現在、全国235か所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。