事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

拠点探訪(3)市内3ヵ所に「子ども第三の居場所」を開設!(岡山県美作市)
2022.09.08 UP

日本財団助成事業

B&G財団は、子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む「子ども第三の居場所」事業を全国各地で展開しています。各拠点は既存の公共施設や古民家を改築・増築したり、子どもたちの移動を考えて、通いやすい地区に新築するなどして、開設・運営されています。

岡山県美作市には、英田拠点・作東拠点・大原拠点の3つの拠点が開設されています。英田拠点は2020年4月にオープンし、毎日約15人の子どもたちが利用しています。作東拠点・大原拠点は今年6月にオープンしたばかりの新しい拠点です。
3拠点とも、公民館や空き施設など既存施設を改修して、子どもたちが安心して過ごせる設備を整えています。

英田拠点

  • スタッフの手作りした飾り付け

    拠点内はスタッフの手作りした飾り付けが随所に見られ、親しみやすい雰囲気をつくり出す工夫がされています

  • 学習スペース

    学習スペース。みんなで机を囲みながら勉強や宿題をしています

  • 多目的スペース

    運動やレクリエーションなども楽しめる多目的スペース。天井には青空を模したクロスを張り、室内はとても明るい雰囲気です

  • 大きな黒板

    多目的スペースには、子どもたちが文字や絵を自由に書ける大きな黒板も設置されています

作東拠点

  • 作東拠点の外観

    作東拠点の外観。わが家のように温かく子どもたちを迎えます

  • フリースペース

    フリースペース。雨天時には子どもたちが鬼ごっこやボール投げなどをして遊んでいます。

  • 読書スペース

    読書などを楽しむスペースもあります

  • 庭

    庭には鉄棒や砂場も設置されています

大原拠点

  • 木材をふんだんに使った室内

    室内には木材をふんだんに使い、温もりを感じる拠点へと改修されました

  • 多目的スペース

    広々とした多目的スペース。思いきり体を動かして遊ぶことができます

  • ゆったりとくつろげる和室

    ゆったりとくつろげる和室。宿題もここで済ませます

  • 調理室

    調理室。調理体験が行えるようにスペースが広く取られています

  • トイレ

    段差の解消など、使いやすくリフォームされたトイレ

  • スタッフが手作りしたテレビ台

    テレビ台はスタッフが地元の木材を使って手作りしました

今後も3拠点で連携を図りながら、美作市の子どもたちの健やかな成長につながる取り組みを進めていきます。
 このように、子どもたちが安心して過ごせる環境で、生き抜く力を育むことができるのが「子ども第三の居場所」の特長です。

現在、2023年度「子ども第三の居場所」新規開設自治体を募集中です。子ども第三の居場所について、“詳しく知りたい”、“設置を検討したい”という方は、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kikaku@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。

2023年度「子ども第三の居場所」実施自治体を募集!

子ども第三の居場所は、子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む事業です。
現在日本財団と協力し、2025年までに全国500拠点開設を目指し事業を拡大しています。

 

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