事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
「子ども第三の居場所」を利用している子どもたちを対象に、今年最後の「すまいるスタジオ」を12月20日に開催しました。すまいるスタジオは、子ども第三の居場所の拠点をオンラインで繋ぐ交流プログラムです。
今回は13拠点から約200人の子どもたちが参加。クリスマス・お正月にちなんだクイズや都道府県のシルエットクイズなどを通して、他拠点の子どもたちと楽しい時間を過ごしました。
はじめに各拠点のチームメンバーを紹介。拠点内はクリスマスツリーや色とりどりの飾り付けがされ、中にはサンタの格好で参加している子どもたちもいて、クリスマスの雰囲気が画面越しに感じられました。
間違い探し・パズルクイズ
画面上のイラストから5つの間違いを探すクイズや、クリスマス・お正月にちなんだ絵の一部からそれが何の絵なのかを当てるクイズを実施。開始後すぐに「分かった!」と手を挙げる拠点もあれば、メンバーと仲良く相談し合う拠点もあり、みんな楽しくクイズに参加してくれました。
都道府県シルエットクイズ
都道府県のシルエットだけで、それが何県か当てるゲームです。みんな日本地図は見覚えがあるけど、1つの県の形を見ることはなかなか無いので、拠点スタッフに相談しながらクイズに答えを考えました。また、クイズの答えとなった県内にある拠点の子どもたちに、地元のおいしいものなどを発表してもらい、自分たちの住んでいる県の魅力を発表してもらいました。
サンタさんからクリスマスプレゼント!
各拠点に事前に用意してもらった、ひらがな・カタカナの一文字を画面に出してもらい、「あ」「サ」「ク」「の」といった文字をつなげてみると…、クリスマスソングの曲名「あわてんぼうのサンタクロース」に!あわてんぼうのサンタクロースをみんなで歌いました。
すると、大きなプレゼントを持ったサンタさんがメイン画面に登場し、みんなにクリスマスプレゼント!サンタさんからプレゼントをもらった子どもたちは、嬉しそうにプレゼントを見せてくれました。
今年最後のすまいるスタジオということもあり、子どもたちの会話が以前よりも活発になり、「自分が答えたい!」「もう答えが分かったよ!」と自分を前面に出して積極的に取り組む姿が多く見られました。今後も、拠点に集う子どもたちに普段とは違う体験が提供できるように、楽しいイベントを実施していきたいと思います!
現在、2023年度「子ども第三の居場所」新規開設自治体を募集中です。子ども第三の居場所について、“詳しく知りたい”、“設置を検討したい”という方は、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kikaku@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。2025年度までに全国500ヵ所の設置を目指します。