事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
神奈川県湯河原町にて、「子ども第三の居場所」事業の協定書調印式および内覧会を行った。
1.協定書調印式について
実施日 | 2023年11月15日(水) 15:00〜 |
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場所 | 湯河原町役場第2庁舎2階特別会議室 |
出席者 | 【湯河原町】 ・町長職務代理者(副町長) 髙橋 正 氏 ・教育長 菅沼 浩行 氏 ・一般社団法人ユガラボ 代表理事 山田 貴子 氏 ・株式会社手塚建築研究所 代表 手塚 貴晴 氏 他4名 【B&G財団】 ・理事長 菅原 悟志 |
式次第 |
一、開会のあいさつ 一、B&G財団理事長 あいさつ 一、副町長 あいさつ 一、協定書調印 一、写真撮影 一、「子ども第三の居場所」湯河原町拠点概要説明(一般社団法人ユガラボ 山田 貴子氏) 一、報道機関取材・質疑応答 |
2.拠点内覧内について
開館時間 | 2023年11月15日(水) 16:10〜 |
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場所 | 子ども第三の居場所」湯河原拠点 |
出席者 | 【湯河原町】 ・町長職務代理者(副町長) 髙橋 正 氏 ・教育長 菅沼 浩行 氏 ・議会議長 山本 俊明 氏 ・議会副議長 室伏 重孝 氏 ・一般社団法人ユガラボ 代表理事 山田 貴子 氏 ・株式会社手塚建築研究所 代表 手塚 貴晴 氏 ・箱根建設株式会社 社長 勝俣 明彦 氏 他25名ほど 【B&G財団】 ・理事長 菅原 悟志 |
式次第 | 一、開会のあいさつ 一、副町長 挨拶 一、来賓祝辞(B&G財団理事長) 一、施設デザイン・拠点概要の説明(手塚建築研究所 手塚 貴晴氏) (一般社団法人ユガラボ 山田 貴子氏) 一、報道機関取材・質疑応答 一、内覧会 一、写真撮影・閉会のあいさつ |
施設デザイン | 「建物のコンセプトは押し入れ」 「昭和生まれの人たちは、押し入れの中に潜り込んで遊んだ覚えがあって、これがすごく楽しかった」 (手塚建築研究所 手塚氏による拠点説明より抜粋) 現代は日本に限らず、核家族化等により、家族同士がバラバラになってしまっている。そして、子供たちの自由に遊べる居場所も少なくなっている。 私たちが失いつつある、「みんなの居場所」をどう作るかは、子どもを育てる上でとても重要である。子どもたちに気に入ってもらうように作るのではなく、「親も楽しくて、子供も楽しい」要は、誰もが楽しめることが重要。そんな施設ができたらと思い、昭和世代が誰しも一度は潜り込んだ「押し入れ」をデザインコンセプトとし、秘密基地感や田舎の祖父母宅を連想させる雰囲気を念頭にデザインした。 |
3.拠点について
開館時間 | 月、水、金、土、長期休暇期間 12時〜21時 |
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拠点住所 | 神奈川県足柄下郡湯河原町土肥五丁目1番地13 |
定員 | 20名 |
対象 | 地域内全小中高学生 |
活動内容 | 食育、アート、工作、多世代交流、国際交流 等 |
開所時期 | 2023年11月1日 |
助成総額 | 【開設費】上限5,000万円 【運営費】上限2,880万円(ただし、3ヵ年合計での金額) |
県内情報 | 県内3カ所開設済み |
髙橋副町長はあいさつで「本事業はコロナ禍の影響により、経済的な課題や社会的孤立を感じている世帯の支援として、豊かな子供時代を過ごせる居場所として提供するだけでなく、さらに本町への愛着を生むことにも繋がるものと考えている。」と話した。また「将来もこの町で暮らし、その子どもたちが未来を作り、そして、活躍していく、そんな姿が目にできることを楽しみだ。」と語る一方で、「持続可能な取り組みとして維持するには、教育・子育てに関わる方々にとどまらず、地域の方々の理解、協力が非常に重要である。」と式典参加者に呼びかけた。
最後に「子供からお年寄りまで、地域の多様な人々が集い、縦横だけでなく斜めの関係を育み、世代を超えた様々な活動が生まれる地域の居場所として作り上げたい。」と結んだ。
4.拠点および内覧会の様子
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。現在、全国181か所に設置され、全国への更なる開設を目指す。
B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。