事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
3月14日はホワイトデー、あちこちでお菓子が贈られる一日だ。「子ども第三の居場所」でも、お菓子メーカーのカンロ株式会社から、生産工場のある長野県と山口県内の「子ども第三の居場所」拠点の子ども達に商品の寄贈があった。
寄贈された飴やグミは、ホワイトデーに合わせて各県内にある拠点19か所の約650人の子ども達に対して配布。思いがけないプレゼントに子ども達からは「グミが大好きだからうれしい!」「お菓子!?やった~」などの歓声があがった。
お菓子を手渡した拠点スタッフからも「たくさんのお菓子をいただいて、子ども達が大変喜んでいた。お菓子を通じて、子ども達を応援してくれる気持ちが伝わってきて嬉しい」「松本工場は近くなので、直接お礼を言いに行きたい!」などのお礼の言葉が届いた。
「子ども第三の居場所」は、子どもたちが安心して過ごせる環境で、将来の自立に向けて生き抜く力を育成することを目的に、学習支援や食事の提供、野外活動など、様々な体験機会を提供する、学校でも家でも塾でもない、新たな子どもの居場所だ。家庭環境や地域のつながりが希薄化する中で、拠点での年間行事やイベントを大切にしている。
今回は、心温まるプレゼントのおかげで、子ども達の笑顔が満開となった「ホワイトデー」となった。いつか、子ども達が自分でお菓子をプレゼントする側に回る日が楽しみである。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。全国207か所(2024年2月末現在)に設置され、全国への更なる開設を目指す。
B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。