事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
岩手県久慈市にて、「子ども第三の居場所」事業の協定書調印式・内覧会を行った。
1.式典について
実施日 | 2024年5月8日(火)10:00~ |
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場所 | 子ども第三の居場所 久慈拠点「COCO.R Room」 (岩手県久慈市新中の橋第37地割65番地4) |
出席者 | <久慈市> 市長 遠藤 譲一 副市長 澤里 充男 <運営団体> NPO法人mazel.be 代表理事 吉田 立盛 他 <B&G財団> 理事長 菅原 悟志 |
式次第 | 【協定書調印式】 一、B&G財団 理事長 挨拶 一、久慈市 市長 挨拶 一、協定書調印 一、写真撮影 一、「子ども第三の居場所」概要説明 一、質疑応答 (協定書調印式終了後、内覧会) |
2.拠点について
開館時間 | 月~金曜日 午後2時~午後8時 |
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拠点住所 | 岩手県久慈市新中の橋第37地割65番地4 |
定員 | 20名 |
対象者 | 小学生、中学生 |
活動内容 | 生活習慣、学習、食事支援、体験活動の実施、保護者支援 等 |
開所時期 | 2024年4月1日開所 |
助成総額 |
<開設費>上限5,000万円 <運営費>上限4,320万円(ただし、3年間合計での金額) |
県内情報 | 県内2カ所開設済み(大槌町、久慈市) 久慈市は県内2拠点目 |
3.拠点概要
久慈拠点は「夢をあきらめない社会」をコンセプトに、子どもたちの将来の夢を育み、生まれた環境に左右されず、目標に向けて自己成長を促す支援を行っていく。スタッフは社会福祉士、保育士、有資格教員、子育て奮闘中のママスタッフなど、手厚い支援体制が整っている。
遠藤市長は「少子化が進み、社会情勢の変化が著しい中で、子どもたちは多くの困難を抱えながら生活をせざるをえなくなっている」と話し、「子ども第三の居場所では、安心して楽しみながら活動できる場所を提供し、子どもたちの自尊心の成長を促していきたい」と述べた。
運営団体のNPO法人mazel.be(まぜるべ)代表の吉田氏は「子ども第三の居場所の事業活動を通じて、今までの制度では対応できなかった子どもたちに手厚い支援が出来るよう、しっかり取り組んでいきたい」と語った。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2024年4月末現在、全国228か所に設置。B&G財団では、今後とも様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施している。
B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jp)までお問合せください。