事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
各地の「子ども第三の居場所」の利用児童を対象とした「B&G海洋体験ツアー in 沖縄」を初開催。7月27日~7月30日(A行程)、7月31日~8月3日(B行程)の2行程で実施します。 本事業は、沖縄を舞台にマリンスポーツ体験や沖縄文化体験など、様々なプログラムを子どもたちに提供し、楽しい夏休みの思い出づくりや子どもたちの健やかな成長と生き抜く力を育むことを目的としています。
「B&G海洋体験ツアー in 沖縄」(A行程)
A行程には、茨城県笠間市、埼玉県嵐山町、長野県大町市の3拠点から21人の児童・スタッフが参加しました。
【1日目】参加者同士の交流を深めるレクリエーション
羽田空港から沖縄へ出発。初めて飛行機を乗る子どもが多く、みんな大興奮でした。沖縄空港に到着後、ホテルへ移動。夕食を済ませた後は、全員でレクリエーションを楽しみながら、参加者同士の交流を深めました。
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初めての飛行機に大興奮
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B&G財団朝日田常務による歓迎あいさつ
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レクリエーション「猛獣狩りへ行こうよ」
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他拠点の仲間と交流を深めました
【2日目】マリンスポーツ体験活動
マリンスポーツは沖縄県本部町の「もとぶ元気村」で実施。ヨット・サバニ・カヌー・バナナボートの4種目を体験しました。ヨットのセールの操作方法、サバニやカヌーの漕ぎ方などを学びながら、沖縄の海を存分に楽しみました。
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「ハイサイおじさん」の歌に合わせて、みんなでしっかりと準備体操
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ヨットの帆走体験。みんなで沖へ向かいます
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サバニ体験。「エーク」と呼ばれる櫂(かい)の漕ぎ方を練習しました
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「サー」「ハイ」「サー」「ハイ」の掛け声に合わせてサバニを漕ぎました
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午後からはカヌー体験を実施。2人でペアになって、気持ちよく漕ぐことができました
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子どもたちが一番楽しみにしていたバナナボートに乗艇
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バナナボートの爽快感に子どもたちの笑顔と歓声があふれました
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マリンスポーツ体験後は「スイカ割り」を実施。「もっと右!」、「左!左!」、みんなで声を掛け合い、大盛況でした
【3日目】沖縄美ら海水族館、沖縄文化体験
3日目は沖縄美ら海水族館と沖縄文化体験を実施。沖縄文化体験では、本部町の住民の皆さんに協力いただき、班ごとに分かれて民家を訪問し、工作体験や調理体験を行い、沖縄の生活様式や文化に触れました。
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沖縄美ら海水族館に到着!ジンベエザメのモニュメント前で記念撮影
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大型水槽を前に、夢中になって魚を撮る子どもたち
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たくさんの魚を前に子ども達も大興奮!
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水族館のシンボル、ジンベエザメと記念撮影
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地元の方々の協力のもと、沖縄体験プログラムを実施
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琉球民族衣装を着用し、沖縄の伝統文化を肌で感じることができました
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地域住民の方と一緒にゴーヤーの天ぷらを作りました
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嬉しそうな顔で自分が作った貝殻フレーム見せてくれました
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最後の夕食。この日もお腹いっぱい食べました
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海を眺めながら食べるご飯は最高に美味しかったです
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みんなで過ごす最後の夜にビンゴ大会を行いました。景品をプレゼントされた子どもたちには、ツアーの感想を披露してもらいました
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どの子もビンゴの景品を嬉しそうに受け取ってくれたのが印象的でした
【4日目】那覇国際通り商店街
最終日は飛行機の出発前に、那覇国際通り商店街で自由散策を行いました。家族へのお土産を選んだり、名物のアイスクリームを食べたりしながら、思い思いの時間を過ごしました。
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シーサーのグッズに興味津々な子どもたち
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ブルーシールアイスを食べて一休み
今回、新型コロナウイルス感染拡大により、実施できるかどうか不安もありましたが、関係者の皆さんのご協力のおかげで、無事に開催することができました。
参加した子どもたちは、「沖縄が大好きになった!いつか沖縄に住みたい!」、「心に残る体験ができ、すごく楽しかった」、「あっという間で、まだ終わってほしくない!」といった声が寄せられました。
今回の沖縄での体験が、子どもたちにとって一生の思い出に残るような出来事であってくれたら嬉しく思います。
現在、2023年度「子ども第三の居場所」新規開設自治体を募集中です。子ども第三の居場所について、“詳しく知りたい”、“設置を検討したい”という方は、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kikaku@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。
子ども第三の居場所は、子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む事業です。
現在日本財団と協力し、2025年までに全国500拠点開設を目指し事業を拡大しています。