事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
11月28日、上松町役場で「子ども第三の居場所」助成決定書授与式を実施しました。 授与式には、上松町 大屋 誠 町長をはじめ関係者約10人が出席。B&G財団理事長 菅原悟志から大屋町長に施設整備費及び拠点運営費として、3年間で総額7,880万円を上限とする助成決定書を手渡しました。
大屋町長は式典で、昨年の春からこの事業に取り組み、長野県では大町市、下條村に続き、早い段階からスタートを切ったと話したうえで、「昔は祖父母が家にいるという環境だったが、現在は家族全員が働いている家庭もある。“カギっこ”は都会での話であったが、今では地方でも多くなっていることに加え、少子化で切磋琢磨する機会も少ない。この事業を通して、親の仕事、家庭の事情等で孤立しやすい子どもたちに手を差し伸べていきたい」と話されました。
上松町の子ども第三の居場所は、旧母子健康センター向かいの空き地に新築され、2023年4月のオープンを予定しています。
小学生を対象に平日は放課後から夜7時まで、土曜日は8時30分から夜7時まで開館。運営については、町の放課後児童健全育成事業の委託先である、特定非営利法人 上松町こども未来会議に委託し、子どもの健やかな成長のため、子どもたちが安心・安全に過ごせる居場所づくりに取り組んでいきます。
子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kikaku@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。2025年度までに全国500ヵ所の設置を目指します。