子ども第三の居場所事業 子どもゆめ基金
2月5日、18日、22日の3日間、子ども第三の居場所に通う児童等を対象に、「地元の魅力再発見!アントレ教育プログラム@奈義町」を子ども第三の居場所「b&gなぎ」で開催。
本事業は、子どもたちに将来や仕事について考えるきっかけを提供しながら、地元への愛着心や自分達で考え工夫する力を育むことを目的に、「子どもゆめ基金」事業の助成金で実施した。
子どもたちが拠点に集まる放課後を活用して、ふるさと納税返礼品のPR方法を考えるグループワークを実施。そして「未来を創るひとづくり」イベントにて、地域の方々へ向けて成果発表を実施した。
奈義町のふるさと納税と返礼品を学ぼう!(2月5日・18日)
初めに、奈義町の魅力とふるさと納税について、担当部署である未来創造課の定森氏から説明。その後、地元の生産者の方々から「なのはな米」「はちみつ」など、奈義町のふるさと納税返礼品の紹介を受けた。子どもたちは、奈義町の学校給食は「なのはな米」を使用しており、知らないうちに口にしていることや、1匹の蜂が集めるはちみつは、たったスプーン1杯分であることなどを学んだ。
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生産者の方からの説明
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はちみつ食パンの試食
返礼品を盛り上げるためのアイデアを考えよう!
役場職員や生産者の話を聞き、理解を深めてからグループワークを実施。奈義町をより多くの人に知ってもらうため、子どもたちの自由な発想で返礼品のPR方法を出し合った。
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生産者と一緒に何ができるか考える
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商品×アイデアで魅力を創出
地域の方へいざ発表!@未来を創るひとづくりフォーラム(2月22日)
グループワークや発表練習を経て、地域の方々へ成果発表として、なぎSDGs実行委員会が主催する「未来を創るひとづくり」フォーラムに参加。
チームごとに奈義町の特産品(ふるさと納税の返礼品)である「さといも」「ハチミツ」などの商品PR方法を考えて、100人を超える来場者の前で堂々と発表を行った。
未来創造課定森氏は、「PR方法を考えるという難しい議題にも関わらず真剣に取り組んでもらい、様々なアイデアを得ることができた。子どもたちの発想をもとに、町としても返礼品のPR方法を前向きに検討していきたい」と話した。
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ハチミツの返礼品にハニースプーンをセットにして魅力UP!
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里芋のみならず、いろいろな野菜を盛り込んだセットで魅力UP!
子どもたちは「大勢の人の前で発表するのはとても緊張したけど、奈義町の魅力を伝えることが出来て良かった」と振り返った。
奈義町の魅力を勉強しながら返礼品のPR方法を考え、大勢の人の前で堂々と発表する姿からは、短い時間のなかでも子どもたちの成長が感じられた。