事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

第三の居場所の子どもたちへ
寄付金を活用した海洋性レクリエーション体験会を実施(奈良県宇陀市)

2025.10.03 UP

日本財団助成事業

子ども第三の居場所「宇陀拠点」に通う児童を対象とした、海洋性レクリエーション体験会を9月27日に堺市美原B&G海洋センターで開催。児童・生徒11人、拠点スタッフ3人が参加した。
  この体験会は、自然体験等の機会が少ない子どもたちの体験格差解消に向け、全国各地の海洋センター・クラブをはじめ企業や一般の方からB&G財団に寄せられた寄付金を活用している。

実施日 2025年9月27日(土) 11:30~
場所 大阪府堺市美原B&G海洋センター
参加者 奈良県宇陀拠点を利用している子どもたち
参加人数 子ども11人、拠点スタッフ3人
実施内容 【海洋性レクリエーション体験会】
・水辺の安全教室
・カヌー
・ヨット
・SUP、BIG SUP

1年ぶりの堺市美原B&G海洋センターでの海レク体験会!

2024年9月以来となる、堺市美原B&G海洋センターでの海レク体験会。昨年参加した子どもたちも、今回初めて参加する子どもたちもバスに乗って県外への遠出に胸を躍らせていた。
  まずは海レクで大切な、水辺の安全教室。ライフジャケットの重要性についてレクチャーしてもらうとともに、身近な道具であるペットボトルを使った救助体験も実施し、一日を安全に楽しく過ごすための知識と方法を学んだ。
  そしていよいよ、楽しみにしていた海レク体験。最初はカヌーに挑戦した。ぐらぐらと揺れる艇に戸惑い、沈してしまう子もいたが、あきらめることなく一生懸命にパドルを動かす姿が見られた。
  次は、海洋センタースタッフに同乗してもらい、初めてのヨット体験。風の力を受けて進むヨットに、子どもたちはカヌーとはまた違う楽しさを体感し、感動の表情を浮かべていた。
  そして締めくくりに、SUPとBIG SUPを体験。特にBIG SUPは仲間と力を合わせて漕ぐ必要があり、チームワークを試す良い機会となった。最後はなかなか進まないBIG SUPをボートで引っ張ってもらい、笑顔でゴールすることができた。 堺市美原B&G海洋センターのスタッフの支えを受けながら、子どもたちは夏の終わりに最高の思い出となる一日を過ごした。

  • ペットボトル救助体験

    ペットボトル救助体験

  • カヌー体験

    カヌー体験

  • 最初は座ってSUP体験

    最初は座ってSUP体験

  • みんなで協力したBIG SUP体験

    みんなで協力したBIG SUP体験

子どもたちの絵日記

体験経費

体験格差解消に向けた寄付をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

内容 金額
・バス代 71,500円
・体験料 11人×2,750円 30,250円
・昼食代(宇陀拠点) 15,720円
・昼食代(海洋センタースタッフ)  7,200円
・国内旅行傷害保険・施設賠償責任保険 343円×14人  4,802円
129,472円

参加した子どもたちからは、「BIG SUPがめちゃくちゃ楽しかった」「久しぶりだったけど上手に出来た、また行きたい」という声が聞かれた。
  後日、拠点スタッフからは、小学校への送迎に行った際、校長先生から「子どもたちが体験会の話を誇らしげでうれしそうな表情で聞かせてくれた」とのお話があった。今回のように、普段はなかなか体験できないような、少し難しいことに挑戦し、自らの力で乗り越えて達成する喜びは、子どもたちにとって大きな自信となり、今後さまざまな場面で必ずいきていくものだと思うとの感想をいただいた。

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