事業内容を知る 「子ども第三の居場所」
千葉県横芝光町の「健康づくりセンタープラム」にて2026年2月11日(水)、「子ども第三の居場所」横芝光拠点(まちなか広場えみふる)の子どもたちを対象に、アントレ教育プログラムを実施した。
本事業は、子どもたちが地場産業や生産者の抱える課題の解決に向けたアイデア創出に取り組むことを通じて、「自ら考え、工夫する力」を育み、将来や仕事について考えるきっかけを提供するとともに、地元への愛着心を育むことを目的としている。
| 実施日 | 2026年2月11日(水) 9:00~16:00 |
|---|---|
| 場所 | 千葉県横芝光町「健康づくりセンタープラム」 |
| 参加者 | まちなか広場えみふるを利用する小学生~高校生 |
| 参加人数 | 15人 |
| 実施内容 | ・地元の企業・生産者による郷土教育 (横芝光町役場 弓削氏・fu~fu~cafe 小林氏) ・創出体験ワークショップ (横芝光町の食材を使って、給食のメニューを考えよう) |
地元の農畜産業についての講話
(講師:横芝光町役場産業課 弓削氏)
はじめに、横芝光町役場産業課の弓削氏より、横芝光町の農畜産業について講話が行われた。町内ではネギや米などの農作物の生産に加え、養豚をはじめとする畜産業も盛んである一方、高齢化や担い手不足、肥料価格の高騰、高温障害といった課題にも直面していることが紹介された。
子どもたちは真剣な表情で話に耳を傾け、メモを取りながら、地元産業の現状と課題について理解を深めた。
ソーセージ作り体験
(講師:fu~fu~cafe 小林氏)
続いて、地元レストラン「fu~fu~cafe」の小林氏より、町の名産品の一つであるソーセージの歴史について講話が行われた。
その後、子どもたちは実際にソーセージ作りに挑戦した。豚肉を練り、羊腸に詰める工程に、子どもたちは苦戦しながらも、初めての体験を楽しむ様子が伺えた。
完成したソーセージは昼食として提供され、子どもたちは自分たちの手で一から作り上げた出来立ての味を堪能した。
創出体験ワークショップ
「横芝光町の食材を使って、給食のメニューを考えよう」
午後からは、創出体験ワークショップ「横芝光町の食材を使って給食のメニューを考えよう」を実施。午前中の講話内容を踏まえ、子どもたちは給食プロジェクトチームを結成し、町内産の農産物を活用した給食メニューの企画に取り組んだ。
テーマ設定からメニュー構成、デザインまでを自ら考え、横芝光町産の野菜や豚肉を使ったハンバーグや、お米を活用したムースなど、地域の魅力を生かした個性豊かな献立を考案した。チームで活発に意見を交わしながら、創意工夫を凝らす姿が見られた。
発表タイム
プログラムの最後には、各チームが考案した給食メニューを発表し、設定したテーマや工夫した点について紹介した。
保護者が見守る中、子どもたちは自分たちのアイデアを伝えようと、勇気を出して発表に挑戦することができた。
終了後には、子どもたちから「ソーセージ作りが楽しかった」「オリジナルの給食を作るのが楽しかった」といった感想が寄せられた。
2025年度冬期のアントレ教育プログラムは、横芝光町の他に、沖縄県中城村・滋賀県高島市でも実施し、各拠点で生まれたワークショップの成果は、2月28日(土)のオンライン交流発表会にて発表する予定だ。
家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から 夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」は、2026年1月現在、全国268ヵ所に設置。B&G財団では、今後も様々な課題を抱える全国の子どもたちの居場所づくりに関する支援を実施していく。
