事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

すまいるスタジオ「仲間になろう!ミッションクリア」を開催
2022.08.16 UP

日本財団助成事業

「子ども第三の居場所」を利用している子どもたちを対象に、今年度2回目の「すまいるスタジオ」を8月9日(火)に開催しました。「すまいるスタジオ」は、子ども第三の居場所の拠点をオンラインで繋ぐ交流プログラムです。
 今回は12拠点から約160名の子どもたちが参加し、他の拠点の子どもたちと楽しい時間を過ごすことができました。
 今回のプログラムは、チーム・レクリエーション「仲間になろう!ミッションクリア」と題し、ZOOMのブレイクアウトルーム機能を活用したチーム戦を企画しました。12の参加拠点が4チームに分かれ、拠点間の壁をこえて協力し合い、ミッションクリアに挑みました。

8月スマイルスタジオ

司会を務めるマッキー(左)と、しょうちゃん(中) 今回のイベントチラシ(右)

チームメンバーの紹介

まずはじめに、各チームのメンバーを発表しました。各チームの人数が均等になるように2拠点~4拠点を1チームにし、4チームに分かれました。また、チーム内のコミュニケーションが円滑に進められるよう、チームリーダーも決めました。
 その後すぐに、ブレイクアウトルームタイムです!ZOOM上で各チームに分かれて話し合いを行い、まず独自の「チームポーズ」を決めました。制限時間になったら全員がメインルームに戻り、順番にチームポーズを披露しました。

各チームがキツネポーズやDABポーズなど、元気にチームポーズを披露してくれた!

各チームがキツネポーズやDABポーズなど、元気にチームポーズを披露してくれた!

ミッション1「ハッピーバースデー足し算」

チームポーズを決めてチーム力が上がったところで、早速最初のミッションに入りました。ミッション1は、チームメイトのそれぞれの誕生日の数字を足して、一番大きい数字の人を探し出すゲームです。
 例えば、誕生日が12月23日の場合、合計の数字は1+2+2+3の「8」になります。チーム内で話し合わないと数字が一番大きい人は見つからないため、拠点間のコミュニケーションを深めることがねらいです。
 誕生日の数字が一番大きい子がいるチームにポイントが入ります。ちなみに今回、誕生日の合計が一番大きかったのは9月28日生まれの子でした!

  • ブレイクアウトルームに分かれて、チームメイトの誕生日を確認しながら数字を足していきます

  • ブレイクアウトルームに分かれて、チームメイトの誕生日を確認しながら数字を足していきます

  • ブレイクアウトルームに分かれて、チームメイトの誕生日を確認しながら数字を足していきます

  • メインルームに戻って判定タイム!

  • メインルームに戻って判定タイム!

  • メインルームに戻って判定タイム!チームの中で誕生日の合計が一番大きい子が順次手を上げて合計した数を発表しました

ミッション2「〇〇を集めよう!」

クイズを出題!

クイズを出題!

次のミッションは物集めゲームです。指定された物を一番多く集めたチームが勝ちます。ただ、集めてもらう物は簡単に教えることはできません。クイズを出題し、そのクイズの答えが集めてもらう物になります。というわけで、まずはチーム内で協力してクイズを解きます。

問題「いろんな文房具にインタビューをしました。その時「いいえ」としか答えなかった文房具がいました。さてなんでしょうか。」
 答えは、ノートです。「NOと」しか答えなかった文房具が解答です。今回1番多かったチームはノートをなんと、172冊を集めてくれました!

たくさん集めたノートをカメラの前で見せてくれました

たくさん集めたノートをカメラの前で見せてくれました

ミッション3「WIN WINウェイト」

最後はスケール(測り)を使って重さを測るゲームです。今回目指してもらう重さは1.5kg!チームの合計が1.5kgになるように、身の回りにあるものをかき集め、一番近いチームが勝ちです。
 最後のミッションは、ポイント数が少ないチームでも一発逆転を目指して頑張れるように、ポイント数を2倍に設定しました!どのチームもいろいろな物をかき集め、乗せては測り、乗せては測りを繰り返しながら、楽しくミッションに取り組んでいました。

  • 1.5kgを目指してけん玉やぬいぐるみなどを測りに乗せる子どもたち

  • 1.5kgを目指してけん玉やぬいぐるみなどを測りに乗せる子どもたち

  • 1.5kgを目指してけん玉やぬいぐるみなどを測りに乗せる子どもたち

  • 1.5kgを目指してけん玉やぬいぐるみなどを測りに乗せる子どもたち

  • 1.5kgを目指してけん玉やぬいぐるみなどを測りに乗せる子どもたち

優勝チーム発表!

すべてのミッションが終了して結果発表!今回は4ポイントを獲得したBチームが優勝しました。

  • 優勝して大興奮のBチームと大きな拍手を送る他拠点の子どもたち

  • 優勝して大興奮のBチームと大きな拍手を送る他拠点の子どもたち

  • 優勝して大興奮のBチームと大きな拍手を送る他拠点の子どもたち

  • 優勝して大興奮のBチームと大きな拍手を送る他拠点の子どもたち

  • 優勝して大興奮のBチームと大きな拍手を送る他拠点の子どもたち

今回、初めてブレイクアウトルーム機能を活用したチームゲームを企画しました。普段あまり触れ合う機会のない各拠点の子どもたちが、チームワークを発揮して、楽しく交流することができました。
 今後も、拠点に集う子どもたちに普段とは違う体験が提供できるように、楽しいイベントを実施していきたいと思います!

子どもの声
・部屋の中をみんなで探し回って楽しかった。
・重さを計るゲームで、たくさん集めたのに負けてしまったので悔しかった。
・物を集めるゲームが楽しくて、もっとやりたかった!次はいつ?

拠点スタッフの声
・いつもと違ったレクリエーションでとても楽しかったです。
・子どもたちがとても楽しそうに拠点内を探し回っていたのが印象的です。座ってする課題だと、子どもたちが固くなってしまうことが多いのですが、今回はとてものびのびと参加をしていました。
・チーム内でのコミュニケーションがよくとれていて驚きました。
・とても楽しく終始児童も盛り上がっており、今までのすまいるスタジオの中で一番良い表情をしていました。
・チームのリーダーをおくことで、各拠点の考えや意見のすり合わせがしやすく、楽しく考えることができました。

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。2025年度までに全国500ヵ所の設置を目指します。

現在、2023年度「子ども第三の居場所」新規開設自治体を募集中です。子ども第三の居場所について、“詳しく知りたい”、“設置を検討したい”という方は、お気軽にB&G財団 企画課(TEL:03-6402-5311 mail:kikaku@bgf.or.jp)までお問合せください。ご応募をお待ちしております。

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