2024.08.23 UP 防災拠点事業 北海道長万部町「防災拠点事業」決定書授与式を実施

日本財団助成事業

北海道長万部町で「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の決定書授与式を行った。

北海道長万部町「防災拠点事業」決定書授与式を実施

1.式典について

実施日 2024年8月5日(月) 16:00~16:30
場所 長万部町役場2階第1会議室
出席者 【長万部町】
町長  木幡 正志
副町長  佐藤 英代
教育長  近藤 英隆
自治体担当職員、消防関係者ほか3名
【B&G財団】
常務理事 朝日田 智昭
式次第 一、B&G財団常務理事あいさつ
一、決定書授与
一、木幡町長あいさつ
一、事業概要説明
一、質疑応答
開催実績 通算2ヵ所目の開催
県内情報 滝川市、積丹町、石狩市、名寄市、鷹栖町に次いで6番目の拠点整備

2.拠点について

配備期 第三期
支援総額 【機材配備支援金】5,000万円(+倉庫特別500万円)
【研修支援金】1~3年目300万円(上限)
配備機材 防災倉庫、油圧ショベル、スライドダンプ、軽トラック、小型除雪機、マット型空気ジャッキ、炊き出し器セット、非常用テント等(抜粋)

木幡町長は「元日に発生した能登半島地震、先日の山形県や秋田県の豪雨被害など、いつどこで災害が発生するかわからない状況である。当町は千島海溝地震による被害想定から防災・減災に取り組んでおり、町民の命や財産を守るためにも、本事業を通して、資機材の整備だけでなく、機材を扱う人材の育成と、機材を活用した防災教育を並行して進めていきたい」と述べた。

  • 木幡町長挨拶

    木幡町長挨拶

  • 決定書授与

    決定書授与


B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備するとともに、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ機材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には防災拠点に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の防災訓練や避難所運営訓練を実施し、災害時だけでなく平時も活用される防災拠点を整備する。
 これまで第一期25ヵ所、第二期29ヵ所の拠点整備を完了し、2024年度に第三期として15ヵ所の拠点整備が決定した。

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