2022.04.22 UP 防災拠点事業 第二期 2022年度 防災拠点事業決定書授与式(鹿児島県奄美市)を開催

日本財団助成事業

4月20日(水)奄美市役所で、「2022年度 防災拠点事業決定書授与式」が開かれました。

授与式には、奄美市 安田壮平市長をはじめ、村田達治教育長など関係者約10人がご臨席される中、B&G財団 理事長 菅原悟志から安田市長に、防災拠点整備・人材育成にかかる経費を3年間で総額5,900万円を上限に助成する「決定書」が手渡されました。

決定を受けた安田市長は「日頃からB&G海洋センターは、地域の皆さんのコミュニティづくり・健康づくりの場として活用されています。今回第二期の防災拠点として。防災倉庫・重機・その他災害対策機材の整備と人材育成の支援をいただくことになりました。これを機に、災害への備えを固め、平時も防災事業を開催して市民の防災意識を高めたい。世界的に自然災害の規模が大きくなる中、台風常襲地の奄美市は、災害に対応できる体制を整えたい。有事の際は、奄美の“結いの精神”(困ったときにはお互い様)を発揮し、近隣の被災地はもちろん、可能なら遠方の被災地も支援したい。この混沌とした時代も明るい気持ちで生き抜いて、各自治体と連携した地域づくりを進めていきたい。」旨お話しくださいました。

万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。

災害発生時は、全国の「防災拠点」担当者が、どの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。

防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

2022年度(第二期)

2021年度(第一期)

拠点一覧

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